改訂と本人に拠らない改変とを峻別することに注意していました。既出の初版を批判した第一次全集の出版の意図はまさにこの点にあったわけで、第8交響曲の #ハース版 は当時の研究の成果であったと考えたいと思います。 長くなってしまいましたが、#ホークショー は現存する広範な資料をもとに

ことが期待されます。 また #ホークショー 校訂報告にはハースが出版の際に序文の中で予告していた #ハース版 の校訂報告-これには #第1稿 全曲のスコアを含みます-への準備草稿の現存も報告されています。 ハースは出版までに相当多くの資料を研究しており、特に作曲家本人の純粋な創意による

疑問-私の場合は #ハース版 上の疑問です-が1889/90年の、実際にはほぼ半年という短い期間に改訂が行われたことに原因がある、と確認できたのは大きな収穫です。#ホークショー 校訂報告によれば、第8交響曲の #第2稿 までのスケッチを含めた資料は60種類を超えています。さらに1892初版に至る改変

事情を今のうちに整理しておきたい、と考え続けていたからです。この度 #第1稿 に取り組むことにより、改訂された #第2稿 との違いをより明確に理解することができました。これは #ホークショー 校訂報告（青い本）の見事な分類のおかげです。 特に第8交響曲を初めて知った頃からずっと持ち続けていた

#ブルックナー第8 #第1稿 の読み比べを続けているが、少し休憩☕️を😊全楽章筆写譜の精度が少し落ちる。これを底本にした #ノヴァーク版 の錯誤を #ホークショー が的確に訂正している印象を受ける✏️👀 pic.x.com/gmmrcsmkvc