そして、弊社から出版されている「#利己的な遺伝子」というロングセラーがございまして、是非こちらもおすすめしたいのです・・・・・。 1991年の発売以来、版を重ね、今でも広く読まれている本なのです。 pic.twitter.com/srTXWJZ78u

私たち、およびその他のあらゆる動物は、遺伝子によって創り出された機械にほかならないというものだ。 #利己的な遺伝子

動物における、利他的あるいはともかくも非利己的に見えるような行動に直面したとき、生物学の素人、多くの社会学者を含む一群の人々は、その行動が「種の利益のために」進化したいと言いたいという誘惑にきわめて簡単に引っかかってしまう。 #利己的な遺伝子

信仰はきわめて強力で、同情や、寛大さや、上品な人間的な感情へのあらゆる訴えかけにも人々は動じなくなる。それどころか、市長を殺せばすぐに天国へ行けると信じ込んでしまえば、恐怖に対しても動じなくなる。なんという武器だろうか。 #利己的な遺伝子

どんな対象であれ信仰は人々を強く帰依させ、極端な場合はそのためにそれ以上の正当化の必要なしに人を殺し、自らも死ぬ覚悟をさせてしまうのだ。 #利己的な遺伝子

個体適応度を増大させる利己的遺伝子の迅速な蔓延を、郡淘汰のゆっくりした進行によって抑え込めるような確かなモデルは作れない、というのが現時点での理論生物学者たちの一致した見解である。この際私も、彼らの意見を受け入れることにしたい。 #利己的な遺伝子

利己的なDNAの頻度がふえるのはそれとはまさに逆の理由による、すなわち、はじめから体にはなんの効果もおよぼさず、そのために体という高次レベルでは排除されないからである。 #利己的な遺伝子

遺伝子は、それ単独で「優れたもの」としてではなく、遺伝子プール内の他の遺伝子を背景にして働く際に優れたものとして淘汰に残る。優れた遺伝子は他の遺伝子と両立し、補足し合って、何世代にもわたって体を共有していくものでなければならない。 #利己的な遺伝子

動物の行動は、それらの遺伝子がその行動を取っている当の動物の体の内部にたまたまあってもなくても、その行動の「ための」遺伝子の生存を最大にする傾向を持つ。 #利己的な遺伝子

少し前から「ミーム」が流行っているので「利己的な遺伝子」が世に広まっているのか?と思いワクワクしたが、そうでもないらしい・・・ 「猫ミーム」の「ミーム」って何が由来なんだろう? #ミーム　#利己的な遺伝子

それは遺伝の単位、遺伝子である。 #利己的な遺伝子

私は、淘汰の、したがって自己利益の基本単位が、種でも、集団でも、厳密には個体でもないことを論じるつもりだ。 #利己的な遺伝子

郡淘汰説が非常に好評を博したのは、一つにはそれが、おそらく、私たちの大部分が持っている倫理的理想や政治的理想と調和しているからだ。 #利己的な遺伝子

これが「グループ・セレクション」説だ。 #利己的な遺伝子

一般的に言う利己的な行動とは、単に食物やテリトリーや交尾の相手といった、価値のある資源を分け合うのを拒否することだ。 #利己的な遺伝子

利他的に見える行為はじつは姿を変えた利己主義であることが多い。 #利己的な遺伝子

当の行為が結果として利他行為者と見られる者の生存の見込みを低め、同時に受益者と見られるものの生存の見込みを高めさえするならば、私はそれを利他行為と定義する。 #利己的な遺伝子

あらゆる動物のなかでただ一つ、人間は文化によって、すなわち学習され、伝承された影響によって支配されている。 #利己的な遺伝子

私たち、およびその他のあらゆる動物は、遺伝子によって作り出された機械にほかならないというものだ。 成功した遺伝子に期待される特質のうちで最も重要なのは非情な利己主義である、ということだ。 #利己的な遺伝子

DNAとの戦い #利己的な遺伝子 pic.twitter.com/anZhhbiG8A

📗今日の1冊は『#利己的な遺伝子』じゃ。 👉著者 #ドーキンス の母国・イギリスでは、史上最も影響力のある科学書とも言われているそうじゃ。 🧬「生物は遺伝子によって利用される"乗り物"に過ぎない」という比喩表現は、多くの読者に衝撃を与えたんじゃ。 #科学道100冊 #科学道 #理研 #読書 pic.twitter.com/MoLd82O2L5