⭐️阿部筲人の言葉118 《結論俳句》 『どんな感動をどうして得たかが描かれない。ご馳走の実物を見せもしないで頻りに悦に入っている叙法です。結論を述べて満足し、他人が解るか否かに気を使っていません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉117 《副詞》 『 動詞で大部分を表している所へさらに副詞を加えたところで、プラスの面よりも冗々しく散漫になるマイナス面が多く付着します。用いないで済ませる場合が多いことです。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉116 《五七五の形》 『 誰でも知っている「五七五」の形は、考えれば考えるほど深い意義を持っているもので、迂闊にはずすことはできません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉115 《理屈》 『 原因・結果、理由・帰結の道具立。論文などでは、首尾がよく筋道立つことはいいことですが、理屈を言ってはならない俳句には、かえってさまたげになる性質であります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

第二句集上梓準備⑧ 発送先リスト整理中。住所確認やら。データ完了は8/25までに。カバー色見本出来上がり待ちです。 #句集　#顔の原型　#俳句アトラス　#好日　#石井稔　#こぐまあき　#好日俳句会

⭐️阿部筲人の言葉114 《必要条件》 『 ①凝縮性②新しさ③深さ④普遍性⑤具象性。これが作句に踏み込む場合の注意事項になり、清新・高度な作品を狙う場合は当然にかかる注意をもって臨まねばなりません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉113 《無言の文学》 『 「黙っていること」が俳句の表現の特徴で、「俳句は物を言わない文学・無言の文学」といわれるわけであります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉112 《短歌》 『 短歌が、歌ったり叫んだり泣いたり笑ったり、また憂いたり怒ったりできるのと正反対に、俳句はそうしたものを、大人の態度をもってじっと押さえ腹を据えねばなりません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️筲人の言葉111 《明確な自分》 『 一つ一つの事物に固定した見方、考え方、狭い連想や想像の範囲があり、これに足を取られたらそれは一般水準以下であって明確な自分が出たことにはなりません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉110 《世界にたつた一つの形式》 『 俳句は「現在直下」に「一挙に把握する」のであって時間の流れとして捉えないものであります。それが、世界にたった一つの形式であります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人