⭐️阿部筲人の言葉129 《真実に迫る言い表し方》 『その物ズバリと言う表現は、真実に迫る言い表し方であります。真実さに修飾は必要ないこと、或るいは邪魔物ですらあります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉128 《浅さを識る》 『すべての美価値、美意識は深さに基礎を求めます。その為には、逆の浅さを識ることが肝要で、浅さを識ることによって、心は自然に深さに赴くことになります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉127 《説明と解釈②》 『解釈する言葉は脳味噌の空転として観念語ないしは観念的言い方として流れ出してきます。そして最後に、もう一度念をおすために説明します。それがダメなのです。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉126 《説明と解釈①》 『どんなふうであったかを言い直すのは説明であります。それがどういう意味を持つかというのは解釈することであります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉125 《理屈の露出》 『頭の中にしか存在しない考えを、向こう側の対象に投影することなく、ずらずら流し出すものが「理屈の露出」の病弊となります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉124 《二重の「具体化」③》 『心中の感動を外化する「具体化」と文章の領域に入って後の「具体的に描く」こと、この二重の「具体化」に注意せねばなりません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉123 《二重の「具体化」②》 『「文章」で生き生きした人間や事物を「まざまざと現実性豊かに、個性豊かに」「具体的」に描かねばなりません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉122 《二重の「具体化」①》 『心に波打つ感動を、われわれは「文章」に留めるのであります。心中の感動を具体化することになります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉121 《機械的な検討》 『初心の場合は、作って、書いて、少し離れて眺め、機械的に分析すること。それは感覚や天分の問題ではなく、機械的な検討で、必ず反省して見なければなりません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

⭐️阿部筲人の言葉120 《片かな書き》 『片かな書きの語に遭遇した時は、必ず一考することで、世俗に流布したそれを、うかつに用いてはならない所です。特にキザな流行語は追うべきではありません。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人

️阿部筲人の言葉119 《言い回しを飾る》 『小細工は実感を取り落とした言い散らかしであるという意味で、観念的作風になります。それを平たくいえば「言い回しを飾る」ということであります。』 『俳句 -四合目からの出発』より （講談社学術文庫） #好日 #好日俳句会 #俳句 #阿部筲人