｢畳(疊)｣ もと(金文)は｢曡｣で、｢𫦡zi.tools/zi/%F0%AB%A6%A1｣の省略形 ｢𫦡｣は｢晶｣＋声符｢刞(𫦄・𫦆)｣の形声字 漢代で｢疊｣に cf.陳剣《甲骨金文旧釈“䵼”之字及相関諸字新釈》fdgwz.org.cn/Web/Show/282 (下) #漢字の成り立ち #字源

｢早｣/*Nə.tsˤuʔ/ ＊戦国時代・金文では｢⿱日棗｣で、｢日｣＋声符｢棗/*[ts]ˤuʔ/｣の形声字 ＊｢棗｣部分が簡略化されて｢朿｣になり、隷書あたりで｢早｣の形になる ＊甲骨文字では{早}の表意字｢屮｣や｢屮｣＋飾符｢口｣で表されていた #漢字の成り立ち #字源 pic.x.com/gUv0AlzwhS

｢就｣/*[dz]u[k]-s/ ＊金文では｢𫢁zi.tools/zi/%F0%AB%A2%81｣で{高い}を表す字 ＊戦国・秦文字で｢京｣に代わり更に｢尤｣が加わるが、｢尤｣は加注声符｢㕚/*TSU/｣が変化したものという説あり #字源 #漢字の成り立ち pic.x.com/k9GmC9U4aZ

Maxim Persikovさんのをもとに {聞}の演変をまとめてみた 初心者用に分かりやすいように省いてなるべくシンプルにしたけど、難しいな #漢字の成り立ち #字源 pic.x.com/kFKOF6AvFG x.com/gyankotsu/stat…

#漢字の成り立ち #字源 ｢正｣/*teŋ-s/ →｢止｣＋声符｢丁｣/*tˤeŋ/ ｢定｣/*N-tˤeŋ-s/, /*m-tˤeŋ-s/ →｢宀｣＋声符｢正｣/*teŋ-s/ ｢亭｣/*m-tˤeŋ/ →｢京または高｣＋声符｢丁｣/*tˤeŋ/

#漢字の成り立ち #字源 ｢柩｣/*[ɡ]ʷə-s/ →｢木｣＋｢匚｣＋声符｢久｣/*[k]ʷəʔ/ ＊金文は｢𫡹zi.tools/zi/%F0%AB%A1%B9 ｣で｢匚(の変形？)｣＋声符｢舊(旧)｣/*N-kʷəʔ-s/ のち、声符が｢久｣に代わり義符｢木｣が加えられた ＊｢久｣は人の死体ではない x.com/xitian_zhenwu/… pic.x.com/XCCB93vK80

#漢字の成り立ち #字源 ｢矣｣/*qəʔ/ ＊{疑}を表す｢𠤕zi.tools/zi/%F0%A0%A4%95 ｣の上部｢匕｣の部分が｢厶(㠯)｣/*ləʔ/に変形音化したもの cf.李守奎《〈說文〉古文與楚文字互證三則》、張富海《說“矣”》 ＊｢俟｣｢挨｣などの声符

#漢字の成り立ち #字源 ｢疑｣/*[ŋ](r)ə/ ＊甲骨文字は杖を持ち口を開けている人の形｢𠤗 zi.tools/zi/%F0%A0%A4%97 ｣ 西周金文で杖が消えて(𠤕zi.tools/zi/%F0%A0%A4%95 )｢辵(彳＋止)｣と声符｢牛｣/*[ŋ]ʷə/が加わる 甲骨文字の段階で｢彳(亍)｣が付いているものもある →続く pic.x.com/uIbYuV8vnz