偶蹄類の胃は、進化したものだと４室に分かれている。例えばウシ、シカ、キリンなど。ちなみに、カバは３室、イノシシやブタは１室。関連書は、『十二支外伝』（福井栄一著・工作舎）。 #工作舎 #十二支外伝 #福井栄一 #偶蹄類 #胃 pic.twitter.com/scr3tArgYL

園芸の世界には、 「菊作りは罪作り」という言い回しがある。 「ひとたび菊作りに熱中すると、 それ以外のことは どうでもよくなってしまう」 の意。 関連書は、 『本草奇説』（福井栄一著・工作舎）。 #菊 #福井栄一 #工作舎 #本草奇説 pic.twitter.com/U8wlwiGym7

アセビは、ツツジ科の常緑性低木。『万葉集』では１０首ほど詠まれているが、葉に有毒成分を含むことが嫌われてか、『古今和歌集』や『新古今和歌集』には、アセビの詠歌が１首も登場しない。関連書は、『本草奇説』（福井栄一著・工作舎）。 #本草奇説 #工作舎 #福井栄一 #アセビ pic.twitter.com/iSdOgc2l0W

カモノハシは、豪州東部などに棲む。哺乳類だが卵を産む。水中では目を閉じ、獲物の捕食はクチバシが頼り。先端に電気を感知するレセプターが約４万個あり、獲物の微細な電流（生体電流）を感じ取る。関連書は『十二支外伝』（福井栄一著・工作舎）。 #十二支外伝　#工作舎　#福井栄一　#カモノハシ pic.twitter.com/x4OC0lyeRS

ジョシュアヒヨケムシ（ヒトリヒヨケムシ科）は、米国カリフォルニア州などに分布。体長３～４センチメートル。クモの仲間。咬まれると、猛烈に痛むのみならず、細菌感染の危険性もあるので注意。 関連書は『蟲虫双紙』（福井栄一著・工作舎）。 #ジョシュアヒヨケムシ #福井栄一 #工作舎 #蟲虫双紙 pic.twitter.com/zcMiUoVtzv

ラッセルクサリヘビ（クサリヘビ科）は、中国南部やインドシナ半島などに分布。体長１００～１７０センチ。出血毒を持つ。毒性が非常に強く、咬まれてから２４時間以内に死亡した例もある。関連書は『十二支妖異譚』（福井栄一著・工作舎）。 #ラッセルクサリヘビ　#十二支妖異譚　#福井栄一　#工作舎 pic.twitter.com/H8RpjWlKZm

ルブロンオオツチグモ（オオツチグモ科）は、南米の北部の熱帯雨林に棲む。体長約１０センチメートル。世界最大のクモ。毒性は弱いが毒量が多いので危険。痺れ、痛みなどがある。死ぬことはない。関連書は「蟲虫双紙」（福井栄一著・工作舎）。 #ルブロンオオツチグモ　#福井栄一　#蟲虫双紙　#工作舎 pic.twitter.com/y0p4TEQibA

獲物を捕らえやすいよう鎌状になった昆虫の脚を「鎌脚」という。鎌脚を持つ昆虫としてはカマキリが有名だが、他にもカマバエ（ミギワバエ科）などを挙げ得る。関連書は『蟲虫双紙』（福井栄一著・工作舎）。 #蟲虫双紙　#福井栄一　#工作舎　#鎌脚　#カマキリ　#カマキリモドキ　#カマバエ pic.twitter.com/StKyNU2BPA

鳥類標本には、本剥製と仮剥製がある。 本剥製は、極めて精巧につくられた鳥の標本。 一方、仮剥製は調査・研究に資することを目的につくられる 特別な標本だ。 関連書は、『鳥禽秘抄』（福井栄一著・工作舎）。 #工作舎　#福井栄一　#鳥禽秘抄 #鳥類標本　#本剥製　#仮剥製 pic.twitter.com/YXVTL4tdx1

大抵の鳥の足の指は 前向きが３本・後ろ向きが１本だが、 フクロウは前向きが２本・後ろ向きが２本と 決まっている。 関連書は、 『鳥禽秘抄』（福井栄一著・工作舎）。 #フクロウ #福井栄一 #鳥禽秘抄 #工作舎 pic.twitter.com/KDoGw35E3M

成人の大腸に棲む細菌の総重量は約１キログラムに達するという。 関連書は『解體珍書』（福井栄一著・工作舎）。 #大腸　#細菌　#福井栄一　#解體珍書　#工作舎　#腸内環境 pic.twitter.com/KE0wiepzy8

缶詰の蜜柑の実に薄皮がなく 可食部が剝き出しになっているのは、 製造過程で酸とアルカリを使い、 薄皮を溶かしているからである。 関連書は、 『本草奇説』（福井栄一著・工作舎）。 #ミカン #缶詰 #薄皮 #本草奇説 #福井栄一 #工作舎 pic.twitter.com/CoNag3vSAn

カノコユリ（ユリ科）は、四国や九州などの石灰岩の崖によく生えている多年草。花は７～９月頃、茎の頂に斜め下向きに咲く。強く反りかえる花弁の斑点が美しいので、この名がある。関連書は『本草奇説』（福井栄一著・工作舎）。 #カノコユリ　#本草奇説　#福井栄一　#工作舎 pic.twitter.com/7GgRHi9cH0

サザエ（リュウセン科）が殻に触れられると直ぐ蓋を閉じたり、アワビ（ミミガイ科）が指で弾かれると直ぐに縮んだりするのは、新鮮で元気な個体である証拠。 関連書は、『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #サザエ #アワビ #福井栄一 #幻談水族巻 #工作舎 pic.twitter.com/zz7i444Dp0

大鮃（おひょう）（カレイ科）は北海道沖で獲れる。体長約２メートル。旨味は少ないからフライや煮つけにする。店頭では「オヒョウヒラメ」と表記されるが、ヒラメではない。関連書は『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #福井栄一　#幻談水族巻　#工作舎　#大鮃　#ヒラメ　#カレイ　　#オヒョウ pic.twitter.com/NHrAKht1Kq

人体の血漿カリウム濃度が正常値を下回ると意識障害や麻痺などが起こる。一方、正常値を大きく上回ると、筋脱力などに見舞われる。 関連書は、 『解體珍書』（福井栄一著・工作舎）。 #血漿カリウム #福井栄一 #工作舎 #解體珍書 pic.twitter.com/khvIB4iGbc

イッカク（クジラ目）は名を「一角」（＝一本の角）といいながら、あの長く鋭い突起の正体は角ではなく、牙である。最大１．８メートル。オスの顎の先の左側の歯が、左捩じりに前方へ長く伸びたものだ。 関連書は『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #イッカク　#福井栄一　#工作舎　#幻談水族巻 pic.twitter.com/Zy2PDGCTcX

イヌザメ（テンジクザメ科）は、ごくごく浅い珊瑚礁の海底で暮らす。潮だまりにいるうちに仮に水が干上がっても、半日くらいは生きられるという。専ら夜行性。体長約１メートル。２０年以上生きる個体もある。関連書は『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #イヌザメ #福井栄一 #工作舎 #幻談水族巻 pic.twitter.com/67hsZ0CrrO

地球上の動物は全部で約１２５万種。 このうちの８割は、 カニ、エビ、クモ、チョウなどの節足動物。 そして、節足動物の９割は昆虫が占める。 関連書は『蟲虫双紙』（福井栄一著・工作舎）。 #節足動物　#工作舎　#福井栄一　#蟲虫双紙 pic.twitter.com/tiZBjxOtih

ホシザメ（ドチザメ科）は、水深50～600mの海に棲む。体長1.5mほど。灰色の体の側面にある白い斑文を星に見立てて、この名がある。卵胎生。サメの中では味が最も良い。関連書は『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #ホシザメ　#ドチザメ科　#幻談水族巻　#工作舎　#福井栄一　#サメ　#エビ　#カニ pic.twitter.com/z08BMugDqo

アケボノソウ（リンドウ科）は山野の湿った地に生える。髙さ５０～８０センチ。直径２センチほどの星型の白い花が咲く。花弁の先端に黄色い２つの斑点と沢山の黒い斑点。これを暁の星に見立てた名。関連書は『本草奇説』（福井栄一蒲・工作舎）。 #アケボノソウ　#本草奇説　#福井栄一　#工作舎 pic.twitter.com/oMx2BVcjh6

ネコザメは、水深６～３７メートルの海に棲むサメ。体長約７０センチメートル。眼上の隆起をネコの耳に見立てて、この名がある。貝類を嚙み砕き、貝殻のみ口外へ吐き出す。別名「栄螺割（さざえわり）」。関連書は『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #ネコザメ #福井栄一 #工作舎 #幻談水族巻 pic.twitter.com/bJSoO0v8Mn

リンパ液の量は、成人男性では体重の約８％、成人女性では約７％である。このうち、リンパ管から静脈へ戻るリンパ液の量は、１日２～４リットル程度。無色透明で、粘り気はなくサラサラの液体である。 関連書は『解體珍書』（福井栄一著・工作舎）。 #リンパ液 #解體珍書 #工作舎 #福井栄一 #静脈 pic.twitter.com/i97b3ZyfZT

ニホンヤモリザメ（トラザメ科）は、水深２００～５００メートルの海に棲むサメ。体長約６０センチメートル。ヤモリを思わせる細長い体形ゆえ、この名がある。底生のエビやカニなどを喰っている。関連書は『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #ニホンヤモリザメ　#福井栄一　#幻談水族巻 　#工作舎 pic.twitter.com/WEF3wLhIMG

オオハリアリ（アリ科）は、北海道～琉球列島、中国、台湾などに分布する体長約５ミリ。つまんだりしない限り、刺されることはない。なお、１９７１年には、小坂鉱山（秋田県小坂町）でこのアリが大発生。大勢の鉱夫が被害に遭った。#小坂鉱山　#オオハリアリ　#福井栄一　#工作舎　#蟲虫双紙 pic.twitter.com/YWyxSjhAqY

マダラサソリ（キョクトウサソリ科）は、琉球列島、小笠原諸島などに分布する体長４～７センチメートルのサソリ。尾の先の毒針で刺す。但し、毒性はさほど強くない。関連書は『蟲虫双紙』（福井栄一著・工作舎）。#蟲虫双紙 #福井栄一 #工作舎 #マダラサソリ #琉球列島 pic.twitter.com/IsrG5OQBbb

中国語では、 「鶏」は臆病な生きものというイメージが強いようで、 「草鶏」は度胸の無い人、 「鶏胆子」は小心者の意。 関連書は、 『鳥禽秘抄』（福井栄一著・工作舎）。 #鶏 #鳥禽秘抄 #福井栄一 #工作舎 #小心者 pic.twitter.com/cxQOSHrmYY

上皮小体から分泌される副甲状腺ホルモンが減少すると、血液中のカルシウム含有量が減り、強直性の痙攣（テタニー）症状を呈する。関連書は『解體珍書』（福井栄一著・工作舎）。#上皮小体 #副甲状腺ホルモン #テタニー #解體珍書 #福井栄一 #工作舎 pic.twitter.com/JIyuzXOCZ9

サスライアリ（アリ科）は、アジアやアフリカに分布する体長３～１５ミリメートルのアリ。数千万匹の大群を作って移動しながら暮らし、獲物を襲う。大顎は鋭く、噛む力も強いので、人間の皮膚でも突き通す。関連書は『蟲虫双紙』（福井栄一著・工作舎）。 #福井栄一 #工作舎 #蟲虫双紙 #サスライアリ pic.twitter.com/e3ykRAB62L

英語の「leaf」には「葉」の他に「花弁（petal）」の意味もある。従って、「in leaf」という表現に出喰わした場合、その意味が「葉が生え出て」なのか「花が開いて」なのか前後の文脈から判断すべし。 関連書は、 『本草奇説』（福井栄一著・工作舎）。 #福井栄一　#工作舎　#本草奇説 #葉　#花弁 pic.twitter.com/NNxpPXjwOu

アカオビゴケグモ（ヒメグモ科）は体長約１センチメートル。 沖縄県の八重山列島（石垣島・西表島など）に分布。腹部の背に木の葉状の赤く大きな模様があり、よく目立つ。猛毒を持つ。 関連書は『蟲虫双紙』（福井栄一著・工作舎）。 #蟲虫双紙　#工作舎　#福井栄一　#アカオビゴケグモ　#八重山列島 pic.twitter.com/Bsnq6xOorq

北宋の詩人 梅 堯臣（１００２年－１０６０年）には、 可愛がっていた猫の死を悼む詩「祭猫」があり、 世の愛猫家の共感と涙を誘う。 関連書は、 『十二支外伝』 （福井栄一著。工作舎）。 #梅堯臣　#愛猫家　#十二支外伝　#福井栄一　#工作舎 pic.twitter.com/cRCsGapDdF

ウリハダカエデ（ムクロジ科）は樹皮が暗緑色でウリ（ウリ科）に似るので、この名がある。樹皮が大変に丈夫なので、かつてはそれを使って箕、蓑、荷縄などが作られた。 関連書は、 『本草奇説』（福井栄一著・工作舎） #ウリハダカエデ #蓑 #福井栄一 #本草奇説 #工作舎 #箕 #荷縄 pic.twitter.com/2zzvtAi6Dd

海綿は、 海水から養分を摂って生きている。 海綿が成長して体重を３グラム増やすには、 約１トンの海水を要する。 関連書は、 『幻談水族巻』（福井栄一著・工作舎）。 #幻談水族巻　#福井栄一　#工作舎　#海綿　#海水 pic.twitter.com/0OC0Bcx137

ニッポンサイは、数十万年前に日本に生息していた小型のサイ。体長約２メートル。関東～西日本各地に分布していたらしい。その全身骨格の化石が栃木県佐野市で出土している。角は１本だった。 関連書は『十二支外伝』（福井栄一著・工作舎）。 #ニッポンサイ #十二支外伝 #工作舎 #福井栄一 #サイ pic.twitter.com/Oa50GptkDb

易占で用いる筮竹は、古くはメドハギ（マメ科）の茎で作られた。漢字では「目途萩」と書く。目当て、見込みの意の「目途」は、メドハギの「メド（目途）」に由来するという俗説がある。関連書は、『本草奇説』（福井栄一著・工作舎）。 #易占 #筮竹 #メドハギ #福井栄一 #本草奇説 #工作舎 pic.twitter.com/fg2k231mWt

小倉百人一首にウグイスを詠んだ歌が 一首も採録されていないのは不思議だ。 「鶯の　初音も聞かぬ　小倉山」 関連書は、 『鳥禽秘抄』（福井栄一著・工作舎）。 #小倉百人一首 #鶯 #初音 #工作舎 #福井栄一 #鳥禽秘抄 pic.twitter.com/aCHNKGy28a

キツネは コノシロ（ニシン科の海産魚）を好むという。 二月の初午の日には、 稲荷社にコノシロを供える風習があった。 関連書は、 『十二支外伝』 （福井栄一著・工作舎）。 #工作舎 #福井栄一 #十二支外伝 #コノシロ #キツネ #初午 pic.twitter.com/yQkviz0Orp

ホースラディッシュ（アブラナ科の多年草）は、別名「畑ワサビ（はたわさび）」「陸わさび（おかわさび）」という。日本には明治初年に渡来。主産地は長野県である。関連書は『本草奇説』（福井栄一著・工作舎）。#ホースラディッシュ #本草奇説 #福井栄一 #工作舎 #長野県 #畑わさび pic.twitter.com/vvipPzpydw