なぁ🤔と思ったりする。 #醍醐天皇 は930年に亡くなっているので #藤原伊尹 と野辺と小弐命婦の関係や『#後撰和歌集』編纂とは無関係だ。 衛門の御息所は存命だったので承知の上での詠作かもしれない。 などと、あ~だこ~だ色々想像していると切りがないのだが 歌集は そうさせる材料が満載、すごいね

『#後撰和歌集』春 の #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌の前に置かれているのは 衛門の御息所(#醍醐天皇 の女御、#藤原定方 の娘で 朝忠の異母姉妹)と 醍醐天皇?の贈答歌 詞書は 衛門の御息所の実家は太秦にあったので「そこの花が素晴らしい」と思って折って贈ろうとして申し上げたのだった。 👇 山里に

『#後撰和歌集』春 の #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌の次に置かれているのは やはり関連歌で #藤原伊尹 を揶揄、批判している? 宮道高風の 題知らず の歌 👇 春の池の　玉藻に遊ぶ　鳰鳥(にほどり)の　脚の いとなき　恋もするかな (春の池の美しい藻=水草 の辺りで ゆったりと遊ぶ鳰鳥=カイツブリ が

臣能宣、#清原元輔、坂上望城(#坂上是則 の子)、紀時文(#紀貫之 の子)は 全て承知の上で何食わぬ顔で『#後撰和歌集』に収載した👅んだろうね。 #藤原伊尹 は野辺の死を信じていたようだが 隠さなければならないようなどんな裏工作をしていたんだか… 野辺は生きながらえても表向き死んだ事にされたのに

↑と思っていたのでは と思う。 興味深いのは、この #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌が『#後撰和歌集』に収載されていることで #藤原伊尹 は別当として『後撰和歌集』を統括した責任者でもあるのだ。 しかし別当は統括責任者ではあるが実務については直接関与しなかったので 撰者に任命された源順、大中

『#後撰和歌集』春 に #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌がある。 朝忠は十代の若い頃 #朱雀天皇 の侍従だったので命婦と親しかったのかもしれない、歳も近い。 個人的な出家の意思を春に託してやり取りしているような贈答歌だが 私は #藤原伊尹 と野辺の関係に気づいた命婦が、朝忠に相談を持ち掛けたんだ

した。そして子供への性暴力が妻にバレてしまったことで #宇多上皇 は当時 多くの妻と住んでいた亭子院という邸を追い出される羽目になった。 これは『#大和物語』134段「あはぬ夜も」に書かれている。 『#後撰和歌集』雑 にも 亭子院今あこ(=若い方の可愛い児)←と呼ばれていた少女の性的で意味深な

するのだろうか?←そんな厭味ったらしい推量の疑問の歌と解釈できるんだけど図星を突いてるんじゃないかなぁ。 #藤原敦忠 の歌や態度には身勝手で高慢で幼稚な打算が働いていて 虚飾を顧みない不誠実で軽薄な未熟さが透けて見える。 #紀貫之 も『#後撰和歌集』撰者も きっちり見抜いている気がする。

『#後撰和歌集』春の #藤原敦忠 と #源等 の亡き娘の家人との贈答歌の次は #紀貫之 の歌 詞書は さくら河(#桜川)という所があると聞いて 👇 常よりも　春べになれば　さくら河　花の浪こそ　間なく寄すらめ (ふだんよりも、春の頃になると決まって桜川の花の浪は隙間なく寄せているんだろう) 散った桜

言葉選びは人の性質や本音が出る。『#後撰和歌集』春に #藤原敦忠 と 亡き #源等 の娘の子供を養育していたと思われる人?との贈答歌がある。 詞書は 助信(=敦忠の長男)の母(=等の娘)が亡くなって後 その家に敦忠は繰り返し行き来していた。 桜の花が散った折に行って木の根元に居たので家の人が口に出

ないで)見苦しいのは心が迷い乱れている時の常であるからでしょうか ↑と尊敬表現で 一途な女性の純情が見抜けないで無視してしまい 心ならずも自裁に追い込んでしまった 高慢な #藤原敦忠 のような人を皮肉ったかのような歌になる。 『#後撰和歌集』撰者の " 思い遣り "についても色々考えてしまう

たというのが本音だったりして。 だから彼女の死によって初めて #藤原敦忠 は 己の行動が軽率極まりない不可逆的な失態だった事を悟った、そんな気がする。 彼女の真情は敦忠に伝わっていなかったし薄情な敦忠も未熟だったんだろう。 そして『#後撰和歌集』雑の #源等 と法師の贈答歌の次に置かれてい

『#後撰和歌集』雑に取られた #源等 の「うたゝねの…」歌は どうして詠まれたのか? 多分これが理由と思われる等の歌の前に置かれた よみ人しらずの歌 詞書は 他の人と関係を結んでいると聞いて贈った 👇 うきながら　人を忘れむ　事難み　我が心こそ　変わらざりけれ (心が落ち着かないけれども、あな

#源等 歌は『#後撰和歌集』雑にも1首採られている。 恐らく等の娘は #藤原敦忠 が訪れなくなった事を気に病んで自裁した その後の法要の関係者か、等の友人の法師に贈ったと思われる歌だ。 詞書は ある法師が源等の家に行って数珠のすがり(=網状の房or袋)を落として帰ったので翌朝に贈り届ける際に 👇

『#後撰和歌集』恋に採られた #源等 の歌は3首 しかし この歌は他の2首のように詞書に、贈った←と書かれておらず 題しらず←なので、なぜ?と思っていた。 でも等の娘が自裁の可能性が高いとしたら もしかしたら娘の死に際して詠まれたものかもしれない。 👇 かげろふに　見し許(ばかり)にや　浜千鳥