【#史料を読む】 この史料記載の「#御公方用」は何某の用ですかね🤔文中には「御伝馬走廻申候」と同様に「御公方用走廻候處」と記されてますね🤔「御伝馬」は後北条の公用伝馬である事が読み取れますね。著名な方の見解は「明らかに後北条を示す」ですが、信じられるのは史料のみです。氷解出来ます？ pic.twitter.com/1oO0j24CSv

活字史料では分からない部分がある。それは闕字の幅の差異である。この差異から、「公方」や「公儀」が後北条を表したものでないことが示唆された。 #闕字 #公方 #公儀 #御公方用 pic.twitter.com/5Rxt6sRrR9

『小田原市史』(中世Ⅲ、小田原北条２)購入。中世Ⅱ(小田原北条１)が品切れなのは残念😔 ところで、パラパラと捲ってたら、奈良梨の伝馬史料を見つけた。それに記載の「公方荷」が"北条氏の荷物"と注記されていた😞💨古河公方家の荷物だと思います🤔#公方伝馬 #御公方用 #奈良梨 #当麻宿 pic.twitter.com/eX94HkhcE9

落合三河守陳状記載の「御公方用」は北条家公用伝馬とさるが、「御公方用」には闕字が使用されているのに対し、同文書記載の「御伝馬(北条家公用伝馬)」には使用されていない事から、北条家の公用伝馬ではないと考えた。これは、その他の「公方伝馬」も同様であることが示唆される。#御公方用 #奈良梨 pic.twitter.com/oEEGc7o32c

やはり氏が、自分が送付した拙稿を読んで、「候て」を「候ハゝ」にしたことはほぼ間違いないな😓『日本中近世移行期論』の前の『中世はどう変わったか』で、全く同じ文章を書いているが(笑)、そこでは「候て」としている。#日本中近世移行期論 #池上裕子 #御公方用 #御伝馬 #当麻宿 #落合三河守 #関山 pic.twitter.com/kRLPIbhqap

再度、その著書を確認したら、やはり拙稿を一瞥して、「候ハゝ」とした可能性は高い。それには「(『戦国遺文』)」のものと記している。『戦国遺文』では「候て」としている。註なり本文なりで拙稿について記すのが道理じゃないかな… #日本中近世移行期論 #池上裕子 #御公方用 #御伝馬 #公方 pic.twitter.com/hpWh5l4gKR