#国立ハンセン病資料館 「絵ごころでつながる−多磨全生園絵画の100年」より展示中の望月章さんによる《海》 色紙に水彩(制作年不明)の凛とした佇まいに見とれていると、私も絵の中の波際にいるような感覚になって、潮の薫りと清らかな海水が私の心身に静かに染み込んで来るような気がします。 #望月章 pic.twitter.com/u1ZrB1m5Fi

書き損じがありましたので修正致します。申し訳ありませんでした。 「生節」 弟が命を賭けて釣つたこの鰹弟が丹精して作つたこの生節 弟がなけなしの金で送ってくれたこの小包 紐解けば、ほのかに匂う磯の香よ ああ懐かしい船乗り生活よ #国立ハンセン病資料館 #望月章 #多磨全生園絵画の100年 pic.twitter.com/rEFud8qMMI

十年の船乗り生活に終止符をつげ 社会と離された山の中 あてのない日々の生活には やはり海の香が懐しい この生節の中には、弟の真心が 味と化して溶けこんでいる 望月章「生節」(『芙蓉』別冊、第1巻第1号、1958年6月) #国立ハンセン病資料館 #望月章 #多磨全生園絵画の100年

病める身の我は弟の航海安全を祈り 弟は兄の全快を祈る 顔は合わねど目に見えぬ糸は互いの 心と心を結びつける ああ、やつぱり兄弟だ 　　　　　　　　　　　 #国立ハンセン病資料館 #望月章 #多磨全生園絵画の100年

なまぶし 「生節」 弟が命を賭けて釣つたこの鰹弟が丹精して作つたこの生節かつお 弟がなけなしの金で送ってくれたこの小包 紐解けば、ほのかに匂う磯の香よ ああ懐かしい船乗り生活よ #国立ハンセン病資料館 #望月章 #多磨全生園絵画の100年 pic.twitter.com/MS8mvxV4Bi