No.1202 堺利彦「私の母」より #空想書写 私には大勢のおばが居ます。どのおばも非常に個性的でなかなか曲者のおばも居たりします。どのおばにとっても若い頃に生まれた私は娘や妹のように随分と可愛がってもらいました。私にとっては沢山の母が居るような感じです。それでは、どうぞ。

No.1201 泉鏡花「森の紫陽花」より #空想書写 通勤途中の私の視界に紫陽花が沢山入ってくるようになりました。最近は品種がかなり増えたのでしょうか様々な色、形の紫陽花を見ることが出来て目の保養になります。梅雨は鬱陶しいですが、この時期でしか見られない光景に癒されます。それでは、どうぞ。

No.1200 羽仁もと子「女中訓」より #空想書写 耳が痛いお題です。分かってはいるんです。なのに何故か味噌汁がその日によって味の濃さが違ってきたりするんです。厳密に計っていないのも原因なのでしょうが、季節やその日の具材によって絶妙に加減が必要なのでしょうね。それでは、どうぞ。

No.1199 牧野富太郎「植物知識」より #空想書写 バナナの実と呼ばれる部分は外果皮、中果皮、内果皮の３層で出来ているそうで、私たちが皮と呼ぶ剥く部分が外果皮、中の食す部分は中果皮、内果皮なのだそうです。私もこのお題を見つけて初めて知りました。それでは、どうぞ。

No.1198 山本周五郎「粗忽評判記」より #空想書写 私の顔は色黒で富士額。でも、お題と私の顔の違いはホクロが口元では無く目の下にあるところでしょうか。富士額だと前髪を下した時にが割れやすくてセットに苦労します。それでは、どうぞ。

No.1197 海野十三「火星兵団」より #空想書写 今まで住んだ場所は街灯が沢山あるような所だったので闇夜の経験がありません。旅などで灯の無いような場所に訪れたこともありますが、天気が良く月の明かりでぼんやりと周囲を見ることが出来ました。闇夜、怖そうです。それでは、どうぞ。

No.1196 泉鏡花「婦系図」より #空想書写 近所に児童館があるのですが、冬に葉を落としつくした木々からいつの間にか旺盛に葉が茂り、風が吹く度にワッサワッサと木が揺れるほどになりました。毎日、通って見ているのにふとした時に自然の変化に驚かされます。それでは、どうぞ。

No.1195 宮島資夫「四谷、赤坂」より #空想書写 子供の頃の大きさの記憶は大人になると随分と印象が変わるものです。子供の頃、遊んでいた大きな遊具を大人になって見たときに、こんなに小さかったっけ？と驚きました。それだけ、成長したということですね。それでは、どうぞ。

No.1194 上村松園「あのころ―幼ものがたり―」より #空想書写 小、中、高校とあまり勉強は頑張りませんでした。ただ、その後に通った専門学校は私が学びたくて行った学校でしたので、学ぶことが本当に楽しかったです。それ以前も楽しんで勉強出来たら違う人生だったかもしれません。それでは、どうぞ。

No.1193 岡本かの子「異国食餌抄」より #空想書写 私の中でエスカルゴの味付けはガーリックバター。お題のような薄荷（ミント）とバターという組み合わせは驚きです。どんな味になるのでしょうか・・・ちょっと口にするのが怖い気がします。この当時はこれが普通だったんですね。それでは、どうぞ。

No.1192 田山花袋「田舎教師」より #空想書写 そろそろ私の住んでいる地域も梅雨入り間近な感じでしょうか。 雨上がりの雲の切れ間から除く空の青い色にはテンションがあがります。そんな日に紫陽花の名所などに行けたら素敵でしょうね。それでは、どうぞ。

No.1191 堀辰雄「鳥料理 A PARODY」より #空想書写 枕の下に好きな人の写真を置いて寝ると夢で会えるなんて話が中学生の頃に話題になり、好きな芸能人の切り抜きなどを枕の下に敷いて寝たりなんてしていましたね。単純に楽しい事を考えながら寝ると良い夢が見られそうです。それでは、どうぞ。

No.1190 壺井栄「大根の葉」より #空想書写 何かとお米が話題な昨今ですが、ほかほかのご飯を口いっぱいに頬張れるって本当に幸せですね。私の家系は糖尿体質が多いので、最近は炭水化物を控えめにしていますが、人と外食の際はチートでモリモリいただきます。それでは、どうぞ。

No.1189 魯迅（井上紅梅訳）「幸福な家庭」より #空想書写 朝食が食べられない状態で仕事に行った時の私のようです。そんな日は滅多にありませんが、今なら職場を抜け出してコンビニでおにぎりやシリアルバーを調達して食べちゃうだろうと思います。それでは、どうぞ。

No.1188 菊池寛「第二の接吻」より #空想書写 早いもので、もう５月も終わりに近づきました。うちの方では衣替えのシーズンになります。人間は暑くなるにつれてどんどん元気がなくなりますが木々はこれから色を濃くして元気に大きくなります。日陰を沢山作ってもらいましょう。それでは、どうぞ。

No.1187 織田作之助「中毒」より #空想書写 森下仁丹は祖父が食べていました。独特の香りがありますね。子供の頃はあの銀色の粒がとても魅力的でした。あのマークは「仁丹は薬の外交官」ということであの軍人のようなおじさんのデザインなんだそうです。それでは、どうぞ。

No.1186 太宰治「思ひ出」より #空想書写 若い頃は占いが大好きでした。でも、大人になってからさほど興味が無くなっていたですが・・・最近はまたちょっと占いを見てしまったりすることがあります。今年はなかなか良い年になるそうなので期待しています。それでは、どうぞ。

No.1185 鈴木三重吉「千鳥」より #空想書写 先日、ご近所のお婆さんと道端で会った時にこめかみに何か付いていたので「ゴミがついてます」と取ってあげようとしたら、「あ、頭痛したから貼ってるの」と言われました。こういうことだったのでしょうか。薬局でも見たことありません。それでは、どうぞ。

No.1184 北原白秋「フレップ・トリップ」より #空想書写 私の住んでいる所は柑橘系の木が多いせいか、モンシロチョウやモンキチョウよりアゲハを見る機会が多いのですが、少し遠くに外出してもアゲハが目につくのは気のせいでしょうか。それでは、どうぞ。 ※翅（つばさ）、幽（かす）か、気（け）

No.1183 北大路魯山人「茶碗蒸し」より #空想書写 一昨日、大学病院で口腔内の日帰り手術を受けました。本日も柔らかい食べ物を口にしています。こういう時に茶碗蒸しはありがたいですね。味もしっかりしていますし、栄養価が高く満足感があります。出汁は濃い目が良いですね。それでは、どうぞ。

No.1182 寺田寅彦「丸善と三越」より #空想書写 書籍が好きな方にはとても刺さるお題ではないでしょうか。目的の書籍は無く、書籍との出会いを求めて本屋さんに行くのはとてもワクワクします。私もそろそろ尋ねてみようと思います。それでは、どうぞ。

No.1181 蔵原伸二郎「地平線岸辺　昨日の残像」より #空想書写 昔、弟がカマキリの卵を持ち帰ってきて机の引き出しに入れてすっかり忘れていたんです。そして引き出しを開けた時に大量の小さいカマキリが飛び出してきて弟は大パニック。叫んでる弟を見て爆笑したのを覚えています。それでは、どうぞ。

No.1180 豊島与志雄「楠の話」より #空想書写 私の両親も犬や猫が好きで子供の頃に飼っていたそうですが、亡くなった時のイヤな思い出があるとのことで毛のある動物を飼うことを許してもらえませんでした。なので金魚やザリガニ、鳥系などを飼っていました。それでは、どうぞ。

No.1179 横光利一「旅愁」より #空想書写 街路樹の緑も茂ってきました。街路樹の種類は道路の管理者が主体になってきめるそうですが、その際に近隣の住人の意見も取り入れるのだそうです。なので場所場所で個性が出るそうです。それを知るとあちこちの街路樹を見たくなりますね。それでは、どうぞ。

No.1178 堀辰雄「美しい村」より #空想書写 ゴールデンウィーク中に同僚が藤の花で有名な北関東のテーマパークに行ったそうなのですが、非常に混んでいたようです。日本人は花が好きなのでしょうね。すごく綺麗で幻想的だったようで混んでいても見る価値があるそうですよ。それでは、どうぞ。

No.1177 須川邦彦「無人島に生きる十六人」より #空想書写 毛利元就が息子達に言った「一本の矢は簡単に折れるが、三本束ねれば折れない。同じように、皆が力を合わせれば強い」の話のようですね。何かあった時の団結力が生み出す力は本当に強いと思います。それでは、どうぞ。

No.1176 宮本百合子「舗道」より #空想書写 今どきの口紅は優秀です。カップやストローに口紅があまり残りません。昔は口紅の色も濃く、しかもベッタリとカップやストローに残るので手やティッシュで拭ったりしていました。そのままにしておくと非常に下品な感じでした。それでは、どうぞ。

No.1175 寺田寅彦「雑記（Ⅱ）」より #空想書写 昨年から自宅に切り花があることが多いのですが、花が室内にあると雰囲気が明るく変わりますね。癒されます。 冬と夏とで切り花の持ちが全く違うことも知りました。季節の花を買う習慣があるっていいですね。それでは、どうぞ。

No.1174 久坂葉子「四年のあいだのこと」より #空想書写 私がまだ学校に通っていた頃は単語カードを使っていました。とても懐かしいです。今はあまり見かけなくなりましたが、使っている学生さんはいるのでしょうか。暗記用途だけでなく色々な目的で使っていた気がします。それでは、どうぞ。

No.1173 小川未明「愛は不思議なもの」より #空想書写 春の月は朧月と言われますが、確かにぼんやりと霞んで見えることが多いです。春霞という言葉がある通り、空気中の水分が多いのが原因だそうです。秋のパリっとした月も綺麗ですが、フワッと柔らかい月も素敵ですね。それでは、どうぞ。