#毎日ゲームブック1項目 500 　ボクは、盗賊団の最年長の少年の腕の中を見て、思わず叫んだ。 「リルルっ！」 「大丈夫だよ、アル、気絶しているだけだ。この水晶宮のとなりの黒曜宮に幽閉されてたんだ。隣の部屋に女の人もいたみたいだけど……」

#毎日ゲームブック1項目 498 「そ……、そんな、ばかな！」支配者の顔は驚愕に彩られていた。 　そのとき、さっきボクが入ってきた扉が音を立てて開けられた。 「この世界の王様よぉ、そろそろ年貢の納め時だぜ……あれ？」

#毎日ゲームブック1項目 338 　ボクの攻撃は封じられたも同じだった。支配者は拳法の動きで剣の攻撃から身を守り、さらに魔法の光球でボクを襲う。ボクは動きに騙されないように目を閉じた。光球には大きな魔力の波動が感じられ、目を開いてる時よりも避けるのは楽になった。

#毎日ゲームブック1項目 420 　北の民族のゴワワ、水晶宮内のケンジとの戦いの記憶がボクの体を動かした。 　ボクの拳は、支配者の体に連続で叩き込まれた！ 「うぐうっ」支配者は苦し気に呻いた。同時に、支配者の顔が変化した。見る見る別人の顔に変わってゆく。

#毎日ゲームブック1項目 335 　剣を支配者の目の前に突き出した。だが支配者はニヤニヤと笑っている。 　ボクは剣を鞘に収めた。……自分の父親を斬ることはとてもできそうになかったのだ。 「ふん、甘いな」支配者は、呪文を唱えるときとは明らかい違う手印を切ってみせた。

#毎日ゲームブック1項目 80 　支配者は顔を上げると、かっ、と目を開いてボクを見た。 　----とたんに、ボクの足元に穴が開いた。 「アル、それも幻覚ヨ！　だまされないで！」 　穴はできた時と同じ唐突さで消えた。 「幻覚で人を陥れようとしても、そうはいかない！」⇒335へ

#毎日ゲームブック1項目 388 「いくら父親といえど、許せない！　母さんとリルルを返せ！」ボクは、玉座に仕込まれた通信装置に向かって何事かを叫んでいる支配者に飛びかかった。 　----運試し。トランプを一枚めくり、出た種類通りに進め。

#毎日ゲームブック1項目 92 　説明を聞いたとき、ボクの頭の中で何かがはじけた。 　そして、ボクの記憶が戻った。……ボクは五年前までは、壁のこちら側----つまり、今いるこの世界に住んでいた。それも、この水晶宮で、リルルも一緒に、だ。

#毎日ゲームブック1項目 161 「壁のこちら側へ来ようなどと考えなければ、安らかに眠ることもできたものを……死に急ぎおって」 「なんだって？　なぜだ！」 「なぜだって、それはおまえもよく知っているだろう？　壁の向こう側は、あと一年を待たずに滅びるはずだったのだ」

#毎日ゲームブック1項目 122 「ふん。よく気がついたな。わしの目くらましの呪文は完璧だったはずだが……」 　6～7メートルくらい前方に檀があり、そこに玉座があった。そこに座っている者こそが、にっくき支配者。ボクは今まで支配者の顔も知らずにここまでやってきた。

#毎日ゲームブック1項目 401 「……アル！」まるでそれしか知らないようにボクの名を叫び続ける声。声は次第に、大きくなった。……そして、ボクの背中に何者かが抱きついてきた！ 「ファム！　きみ、声が！」その声は、ファムのものだったのだ。

#毎日ゲームブック1項目 32 　リルルの光が変化した。一転してリルルは十字架にはりつけにされて泣き叫んでいた。 「リルルーっ！」ボクは光に向かって駆けた。しかし、ボクと光の間の距離はぜんぜん縮まらない。

#毎日ゲームブック1項目 86 　そのとき、三つの光の中のそれぞれの光景が一転した。まず最初はジョイたちだった。さっき老婆に助けられたときに見たテレビと同じ光景が見えた。光の中に街中の風景が映り、赤の盗賊団はひとりずつ銃弾に倒れていった。

#毎日ゲームブック1項目 472 　なにかがおかしい……こんなことがあるはずがない！ 　ボクは心の中でそう考えていた。 　リルルは別にしても、みんな死んだはずじゃないか！ 　……それに、なんで無表情なんだ！⇒86へ

#毎日ゲームブック1項目 155 　ぼう、とまたひとつ光が灯った。ボクは、心臓が破裂するのではないかと思った。 　その光の中に見えるのは、ジョイとレイミーをはじめとする赤の盗賊団の面々だったのだ。彼らは光の中で、ただ、ボクを見ていた。どんな感情の動きも見られない。

#毎日ゲームブック1項目 63 「おにいちゃん……」 　ふいに懐かしい声が聞こえた。----まぎれもなくリルルの声だ！ 「リルル！　助けにきたぞ！　どこにいるんだ？」 　さっきまでのぼんやりとしていた光が少し大きくなった。その光の中にリルルの姿が！

#毎日ゲームブック1項目 183 　そこは、闇だった。 　闇のかなたにぼうっと青白い光が見える。扉は音もなく閉じた。 「ファム！　どこだ！」ふいにファムの腕が感じられなくなった。見回しても真っ暗でどこにいるかわからない。⇒63へ

#毎日ゲームブック1項目 378 　ボクは次々とくり出されるケンジの拳を必死で避けた。すさまじい攻撃の連打は、ボクの背後の壁をぼろぼろに崩す。 「よく避けたな。しかももう追わりだ」ケンジは大きく手を動かして構えを取った。 「究極奥義……」しかし、その言葉は途中で途切れた。

#毎日ゲームブック1項目 300 　とうとう最後の用心棒のいる部屋までやってきた。ボクは思いきって扉を開けた。 「子供か。兄弟たちが倒されたのはわかっていたが、こんな子供が相手とはな」 「あんたが最後の用心棒だ。名前を聞いておこう。ボクはアレフだ」

#毎日ゲームブック1項目 290 　ボクは試しに北への暗い通路を進んでみた。……しかし、その通路は完全な袋小路になっていた。しかたがないので、さっきの扉の前に戻る。⇒233へ ※つい「まだ迷宮探索続けたいの？」とツッコミかけましたが、行き止まりだったのでもう一方の扉を開けます^^

#毎日ゲームブック1項目 233 　とうとう最後の用心棒のいる部屋まできたらしい。西側にいつものように扉がある。 　また、北へ進むこともできるが、その通路は照明が消されていて先を見透かすことができない。北東へ進むと元に戻ることになる。

#毎日ゲームブック1項目 308 　そのホールは、行き止まりだった。壁の色が変わっているのにも意味はないようだ。ボクはさっきの分かれ道に引き返した。⇒260へ ※もう一方へと進み直します。

#毎日ゲームブック1項目 260 　三叉路に出た。通路は北西、南西、南東に向かって伸びている。北西へ向かう通路は途中で壁の色が明るいグリーンに変わっている。さらにはその先」がホールになっているようだ。また、南東の通路の先にも小さなホールが見える。 pic.twitter.com/PqN5lol0Mo

#毎日ゲームブック1項目 291 　小さなホールに出た。床の中央には半球状の照明器具が置かれ、淡いオレンジ色の光を放っていた。このホールからの出口は、北西、南、西にある。南に向かう通路は明かりがなく闇に閉ざされているが、ここよりも大きなホールに通じているようだ。 pic.twitter.com/FlTm1QTAHv

#毎日ゲームブック1項目 238 　六角形の暗いホールに出た。床の中央にはホールと同じ形のプレートが埋め込まれ、淡いオレンジ色の光を放っている。このホールからは、四方向の出口から出ることができる。西と南への通路はここと同じように暗い。

#毎日ゲームブック1項目 273 　通路は急角度で折れ曲がった。一方は南、もう一方は南西「に伸びている。南西の通路は照明が消されているが、その先はホールに出る。 ●南へ進む⇒227へ ●南西へ進む⇒238へ ※南からきたとこですから、南西へ進みます。

#毎日ゲームブック1項目 227 　通路は三つ。東、北東、北に続いている。 　しかし、北東へ進むとさっきトキオと戦った部屋に戻ることになるので、東か北に向かったほうがよいだろう。 ●東へ進む⇒265へ ●北へ進む⇒273へ pic.twitter.com/2102bpjq3Q

#毎日ゲームブック1項目 265 　通路はここで直角に曲がっている。方向は北と西。北へ向かうと、さっきトキオと戦った部屋に戻ってしまうことになる。西へ向かったほうがいいようだ。⇒227へ ※南に進んでも、南西に進んでしまうことになってました。

※295の行き先番号が間違っていました。正しくは「197」です。 #毎日ゲームブック1項目 197 　しかし、トキオの攻撃が成功するのは、完全に意表をついたときだけだった。それ以外のときのトキオはチェンよりも数段弱かった（EXP・プラス1）。 「怒りは人間を非情いさせるんだよ」

#毎日ゲームブック1項目 295 　とうとう三番目の部屋までやってきた。ボクは扉を押し開いた。 「なにい？　ここまでやってきたヤツがいるのか？」 　扉の向こうからは、やけにおどおどした声が聞こえてきた。 「お、俺はただ兄弟だからここにいるだけで、本当は強くないんだ。勘弁してくれぇ」

#毎日ゲームブック1項目 ※迷宮探索中のため進行を速めています。 214 　三叉路に出た。通路は北西、北東、南東へ向かっている。 　北東方向は照明が消えている。南東の通路は途中で扉がある。 ●北東へ進む⇒235へ ●南東へ進む⇒295へ ●北西へ進む⇒259へ pic.twitter.com/DGN5YYQlGY

#毎日ゲームブック1項目 ※迷宮探索中のため進行を速めています。 259 　通路はここで西と南東に折れている。西への通路は照明が消されているが、その先は小さなホールになっているようだ。南東方向へ進むと、壁の色が黒っぽいオレンジ色に変わっている。 ●西へ進む⇒232へ ●南東へ進む⇒214へ

#毎日ゲームブック1項目 272 　通路は直角に折れ曲がった。東方向の通路は暗い。南の通路は別に変化はない。 ●南へ進む⇒208へ ●東へ進む⇒226へ

#毎日ゲームブック1項目 239 　ここで通路は直角に折れる。一方は北東に照明が消されて伸び、また、もう一方は先のほうが明るい通路が北西へと続いている。 ●北西へ進む⇒208へ ●北東へ進む⇒294へ

#毎日ゲームブック1項目 251 　一本の長い道の途中い小さなホールがあった。ホールから東は照明が消されているが、西側はこうこうと明かりがついている。 ●東へ進む⇒294へ ●西へ進む⇒248へ

#毎日ゲームブック1項目 294 　明かりがなくて暗い三叉路。通路は通路は北西、西、南西へと伸びている。 　どの方向も、照明が消されたままだ。また、西方向には小さなホールが見える。 ●北西へ進む⇒226へ ●西へ進む⇒251へ ●南西へ進む⇒239へ

#毎日ゲームブック1項目 ※迷宮探索中のため進行を速めています。 226 　暗い三叉路だ。通路は照明のまったくない南東方向と、先のほうで照明のついた西と南西へと続いている。 ●西へ進む⇒272へ ●南西へ進む⇒208へ ●南東へ進む⇒294へ pic.twitter.com/TxFpWzBgSO

#毎日ゲームブック1項目 ※迷宮探索中のため進行を速めています。 208 　通路はここで五方向に分岐している。南西へ向かう通路は照明が消されているが、先を透かして見ると広いホールのようなところに出るようだ。北東への通路の照明は消されていて、東方向にも小さなホールが見える。 pic.twitter.com/IsPIX6Jtj5

#毎日ゲームブック1項目 ※迷宮探索中のため進行を速めています。 232 　薄暗いホールに出た。天井に四角錐型の照明器具があり、淡いグリーンの光彩を放っている。 　このホールからは北西、北東、東の三方向に出口があるが、北西方向は、さっきブーンと対決した部屋なので、戻ってもしかたがない。 pic.twitter.com/diP5ThYctN

#毎日ゲームブック1項目 171 　ブーンの腹を斬って驚いた。見る見るうちに切り口が元通りに復元されていくのだ。 「なんだ、こいつは……」ボクは唖然とした。 「どうだ？　私は不死身なんだぞ」 「ふん。しかしそれも今日までだな」