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憶良(おくら)らは 今は罷(まか)らむ 子泣くらむ それその母も 我(わ)を待つらむぞ (#万葉集 337巻三) #山上憶良 “宴を罷る歌” 「私のようなものは、もうこのへんで失礼いたしましょう。今ごろは、子供が泣いているでしょうし、その子の母、つまり妻も私を待っているでしょう」#清川妙の萬葉集

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布施置きて 我れは祈ひ禱(の)む あざむかず 直(ただ)に率行(ゐゆ)きて 天道(あまぢ)知らしめ (#万葉集 906巻五) #山上憶良 「お布施を置き私は祈願致します。どうぞあの子を違った道の方に連れて行かず本当の道の方にまっすぐに連れて行き天への路を教えてやってください」#清川妙の萬葉集

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若ければ 道行き知らじ 賄(まひ)はせむ 黄泉(したへ)の使(つかひ) 負ひて通らせ (#万葉集 905巻五) #山上憶良 「古日(ふるひ)は年端もいかない幼い子。贈りものをいたしますから、黄泉(よみ)の国の使いよ。どうぞ、あの子をおぶってあの世への道を通ってやってください」#清川妙の萬葉集

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世間(よのなか)を 何に譬(たと)へむ 朝開き 漕(こ)ぎ去(い)にし船の 跡なきがごと (#万葉集 351巻三) #沙弥満誓(さみまんぜい) 「この世の中を、いったいなにに譬えたらよいだろうか。それは、まるで早朝の港を漕ぎ出していった船が、跡になにも残さないようなもの」#清川妙の萬葉集

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生(い)ける者 遂(つひ)にも死ぬる ものにあれば  この世にある間(ま)は  楽しくをあらな (#万葉集 349巻三) #大伴旅人(おほとものたびと) #酒を讃むる歌十三首 「どうせ限られた人生だから、せめて生きているうちは楽しく過ごしたい。」#清川妙の萬葉集

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験(しるし)なき ものを思はずは 一坏(ひとつき)の 濁れる酒を 飲むべくあるらし (#万葉集 338巻三) #大伴旅人(おほとものたびと) #酒を讃むる歌十三首 「甲斐もないもの思いなんかにふけるよりは、いっそ濁り酒の一杯でも飲むほうがよさそうだ。」#清川妙の萬葉集

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我妹子(わぎもこ)が 植ゑし梅の木 見るごとに 心むせつつ 涙し流る (#万葉集 453巻三) #大伴旅人(おほとものたびと) 「庭の中にある梅の木。それは亡き妻が手ずから植えた木である。その梅の木を見るたびに、胸が悲しみにむせ返り、こらえきれずに涙が流れる。」#清川妙の萬葉集

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妹(いも)として ふたり作りし 我が山斎(しま)は 木高(こだか)く繁(しげ)く なりにけるかも (#万葉集 452巻三) #大伴旅人(おほとものたびと) 「妻とふたりで作ったわが庭は、木々が高く生い繁っているなあ。」#清川妙の萬葉集

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人もなき 空(むな)しき家は 草枕(くさまくら) 旅にまさりて 苦しかりけり (#万葉集 451巻三) #大伴旅人 「ああ、きょうから私は愛する人もいないこの家に住むのだ。妻のいない、うつろなこの家よ。この家にひとり住むのか。それは旅の空しさにもまさって苦しいことだ。」#清川妙の萬葉集

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妹(いも)と来(こ)し 敏馬(みぬめ)の崎を 帰るさに ひとりし見れば 涙ぐましも (#万葉集 449巻三) #大伴旅人(おほとものたびと) 「来るときには妻と一緒に過ぎたこの敏馬の崎を、帰るときには自分ひとりだけで見れば、自然に涙ぐまれるような気になる。」#清川妙の萬葉集

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磯の上に 根延(ねば)ふむろの木 見し人を いづらと問はば 語り告げむか (#万葉集 448巻三) #大伴旅人 「磯の上に根を這わせている大きなむろの木よ。おまえを見たあの人は、今どこにいるかと聞いたら、居場所を教えてくれるか」#清川妙の萬葉集

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鞆の浦の 磯のむろの木 見むごとに 相見し妹は 忘らえめやも (#万葉集 447巻三) #大伴旅人 #清川妙の萬葉集

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我妹子(わぎもこ)が 見し鞆の浦(とものうら)の むろの木は 常世(とこよ)にあれど 見し人ぞなき (#万葉集 446巻三) #大伴旅人(おほとものたびと) 「わが妻がかつて見た鞆の浦のむろの木は、今も変わらず、いつまでもあるけれど、この木を見た人はもうこの世にはいないのだ」#清川妙の萬葉集

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黄葉(もみちば)の 散りゆくなへに 玉梓(たまづさ)の 使を見れば 逢ひし日思ほゆ (#万葉集 209巻二) #柿本人麻呂 「黄葉の散っていくと共に文使いの者が来るのを見ると、ああ、妻のありし日も、このようにして恋文が来たのだったと、出逢った昔のことがなつかしく思い出される」#清川妙の萬葉集

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秋山の 黄葉(もみち)を茂み 惑(まと)ひぬる 妹を求めむ 山道知らずも (#万葉集 208巻二) #柿本人麻呂 「黄葉のように散ってしまった妻を、探し求めようにも、秋の山には黄葉がいっぱい散り積もり、山道も埋めてしまっているので、どこをどう歩み入っていいのか道もわからない」#清川妙の萬葉集

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高円(たかまと)の 野辺(のへ)の秋萩 いたづらに 咲きか散るらむ 見る人なしに (#万葉集 231巻二) #笠朝臣金村(かさのあそみかなむら)歌集 「高円の野辺の秋萩は、空しく咲いては散っていることだろうか。花を見て賞でられる志貴皇子さまも、もういらっしゃらなくて」#清川妙の萬葉集

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家にある 櫃(ひつ)に鏁(かぎ)さし 蔵(をさ)めてし 恋の奴(やつこ)が つかみかかりて (#万葉集 3816巻十六) #穂積皇子 「わが家の唐櫃に固く鍵をかけ閉じこめておいた恋の奴め。それがどうしたことか、いつのまにか鍵をあけ出て来て俺に掴みかかってくるのはどうしたことか」#清川妙の萬葉集

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降る雪は あはにな降りそ 吉隠(よなばり)の 猪養(ゐかひ)の岡(をか)の 寒からまくに (#万葉集 203巻二) #穂積皇子(ほづみのみこ) 「雪よ、そんなにたくさん降ってくれるな。いとしい但馬皇女(たぢまのひめみこ)の眠る吉隠の猪養の岡が寒いだろうから」#清川妙の萬葉集

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水伝(みづつた)ふ 磯(いそ)の浦(うら)みの 岩(いは)つつじ 茂(も)く咲く道を またも見むかも (#万葉集 185巻二) #舎人(とねり) #草壁皇子  「水が伝い流れている水ぎわの曲がりかどに、岩つつじが盛んに咲くこの道を、ふたたび見ることができるだろうか」#清川妙の萬葉集

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そして、ありし日のように、皇子の御声がかかるのを待っている。でも、御声はかからない。昨日も今日も。そして、永遠に。」#清川妙の萬葉集

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朝日照る 佐田の岡辺に 群れ居つつ 我が泣く涙 やむ時もなし (#万葉集 177巻二) #舎人(とねり) #草壁皇子  「朝日が照らす佐田の岡のほとりに、舎人たちはたくさん集まっている。そして、その中のひとりである私も、みんなと同様、泣きむせび涙はとめどなく流れるばかりである」#清川妙の萬葉集

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ひさかたの 天(あめ)見るごとく 仰ぎ見し 皇子(みこ)の御門(みかど)の 荒れまく惜しも (#万葉集 168巻二) #柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ) #草壁皇子 「大空を仰ぐように尊敬をこめて仰ぎ見ていた皇子の御殿が、主なき御殿となって、荒れていくことはほんとうに惜しい」#清川妙の萬葉集

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外(よそ)に見し  真弓の岡も 君座(ま)せば 常つ御門と 侍宿(とのゐ)するかも (万葉集174巻二) #舎人 #草壁皇子 「今までは縁もゆかりもない所として見すごしていた真弓の岡も、今日からは、わが皇子さまがいらっしゃる所なので、ここを永遠の御殿としてお仕え申しあげよう」#清川妙の萬葉集

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磯(いそ)の上に 生(お)ふる馬酔木(あしび)を 手折(たを)らめど 見すべき君が 在りと言はなくに (#万葉集 166巻二) #大伯皇女 「流れのそばの岩のあたりに生えている馬酔木の花を手折って、ほら、この花をごらんと見せてあげたいあなたは、もうこの世にいないのに…」#清川妙の萬葉集

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うつそみの 人にある我れや 明日よりは 二上山(ふたかみやま)を 弟背(いろせ)とわが見む (#万葉集 165巻二) #大伯皇女 「今はもう、あの世にいってしまった弟よ。この世に取り残された私は、明日からは、あなたを葬った二上山を、わが弟としてふり仰いで見よう」#清川妙の萬葉集

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百伝(ももづた)ふ 磐余(いはれ)の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠(くもがく)りなむ (#万葉集 416巻三) #大津皇子 「冬めく磐余の池の水面に浮く鴨。この世の名残りに見る鴨。さようなら、おねえさん。私のこの歌があなたに伝えられたら、どうか私の無念を察してください」#清川妙の萬葉集

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ふたり行けど 行き過ぎかたき 秋山を いかにか君が ひとり越ゆらむ (#万葉集 106巻二) #大伯皇女 「ふたりで連れ立って歩いていってさえ、さびしさ、心細さに足もはかどらぬ秋の山道。木々の下かげの細道を、弟よ、あなたはどんな思いを抱いて、とぼとぼと歩みゆくのか」#清川妙の萬葉集

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我が背子を 大和(やまと)へ遣(や)ると さ夜(よ)更(ふ)けて 暁露(あかときつゆ)に 我が立ち濡れし (#万葉集 105巻二) #大伯皇女(おほくのひめみこ) 「愛するあなたを大和に帰してやると、私は暁の露に裳裾を濡らしながら立ちつくしました」#清川妙の萬葉集

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我(あ)を待つと 君が濡れけむ あしひきの 山のしづくに ならましものを (#万葉集 108巻巻二) #石川郎女(いしかわのいらつめ) 「あら、私を待ってあなたがお濡れになったという、その山の雫になりたいものですわ。だって、恋しいかたのお身に触れたんですもの」#清川妙の萬葉集

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あしひきの 山のしづくに 妹待つと 我れ立ち濡れぬ 山のしづくに (#万葉集 107巻二) #大津皇子(おほつのみこ) 「おまえの来るのを待って、私は山の木かげにじっと佇んでいたよ。だが、なかなかおまえがあらわれないものだから、私はしっとりと山の雫に濡れてしまったよ」#清川妙の萬葉集

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下つ毛野(の) 安蘇の川原よ 石踏まず 空ゆと来(き)ぬよ 汝が心告(の)れ (#万葉集 3425巻十四) #東歌 「下野の安蘇の川原を、石を踏まず宙を飛ぶような気持ちで、おまえに逢いにきたんだよ。さあ、おまえの本心を  おれが大好きだというその本心をいっておくれ」#清川妙の萬葉集

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清川先生に初めていただいたサイン。 『#清川妙の萬葉集』の扉に。 pic.x.com/s7g21j5rpo

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