積聚治療は精気の虚（#生命力の低下）を補う目的で、基本治療というどんな症状の人にも行う治療手順があります。

積聚治療では、病の原因を「精気の虚（#生命力の低下）」と考えるので、 治療の目的は「弱ってしまった精気（#生命力）を補うこと」になります。

補助治療の多くは、基本治療である背部兪穴の治療で十分に #生命力の低下 を補えなかった場合に、その名の通り補助的に用いるものです。

積聚治療では、病の原因を、「#生命力の低下（＝精気の虚）」と考えますので、 「#生命力（＝精気）を補う」ことを治療では行っていきます。

積聚治療の目的は、病の原因となっている「#生命力の低下＝精気の虚」を補うこととなります。

積聚治療では病の原因を「#精気の虚」と位置付けております。言葉の意味としては、「#生命力の低下」でもよいです。

指標を火災報知器に例えることがあります。 #生命力の低下、本体を火元とすれば、体に現れる指標は、さながら壁に取り付けられた報知器のようなものです。

例えば #生命力の低下 を現在では「精気の虚」と表現しますが、赤本と呼ばれる『積聚治療』では「根元的な冷え」、『東洋医学講座１０巻』では「陰虚」等といっていました。

『#冷え』とは、単に感覚的に冷たいというだけのことではなく、#生命力の低下 を指しています。身体は冷えると生命力が低下し、様々な病気や症状が現れてきます。

不思議に思われるかもしれませんが、背中に治療していくとしばしばお腹の積聚が消えていきます。 積聚が消えるのは、『#生命力の低下』が回復されたからと考えています。