黒枠で囲まれた透明の鈴蘭は 今や今やと出番を待ちわびる 整った愛惜に 囲まれ彼女は 腹の底で笑う 役者が揃ったら そろそろ始めましょう 綺麗な醜聞撒き散らし 皆彼女に見惚れます 華の命は短くて だから恋しく苦しくて #真読書状 pic.twitter.com/JfGTGFWMzw

先日は既に過去で 今ある私から離れていく 終着へ向かう私に 振り返る余裕はなく 時の流れは黄昏る間もなく とても無常に過ぎ去って 丸くなったり すり減ったりしながら まだ見ぬ夢や愛を探す それが必須だと 胸に杭を打ちつつ #深夜の二時間作詩 時の流れ #真読書状 pic.twitter.com/lZiri7te5y

新しいスニーカーで 凪ぐ夜風を浴びつつ歩く 月しか見てない二人の世界 指図せず歩幅も揃い 優しい温さで満ちる #真読書状

備蓄と証拠は 闇の中 不安定に震える マスカラは盛大に 誰もが君に夢中でしょう 知ってるけど知らんぷり 手を伸ばした絶望は 希望が先に掠め取り 水の泡へとなりました 温かくして眠りましょう 春の宵は肌寒く 独り寝は寂しすぎるから #深夜の二時間作詩 水の泡 #真読書状 pic.twitter.com/h806WSHlO8

何処から来て 何処へ行くの 想いを抱き締めたまま 白い部屋で眠る 何事もない日は 酷く平らで だから 平日なのかな なんて考えて うとうとしながら 君を望む 何処へも行けない 我が身は疎ましく 羽根が無い事が悔やまれる いつか飛べるなら 起きた朝にきっと #真読書状 pic.twitter.com/Ggr05BLAsw

ふわり香る恋の魔法 無口な僕でも何かしら 君に残っていれたなら 今は内緒のこの想い そっと香りにひそませて 貴方の横を通ります まだ目も見れなくて ときめいて そわそわとドキドキを含んだ 春を感じています #真読書状

遠くに見える黒煙を ボーッと眺めてた もし僕に権力が もし僕に多額の金銭が 祈るように願っても 今の僕は立ち尽くすだけ いつかなんて思っても 今はそれは燃えていく 戻れはしないから 今を噛み締める #真読書状 pic.twitter.com/oLgKPiGKvd

信じる信じない 嘘みたいで妄想みたいな 頭のいい人が考えた よく出来た作り話 事実は小説より奇なり 机上の空論に神様も真っ青 手を繋ぎ歩こう 堂々としてよう 僕らの秘密は闇の中 これが僕らの真実で 嘘つきは軽やかに舞う #深夜の二時間作詩 創作 #真読書状 pic.twitter.com/ga3d5vEFhQ

逃げ回って枯渇した 現在は終身刑 ごめんなさいは言えるけど 大好きですはまだ無理で 不服ながらに捕まって 君の家のご飯を 食い尽くす気でいる なんでこんな生物が好きなのか 君は君でけったいだよ 今は 出来たら納豆も欲しいと 欲張って 頭を撫でて貰ってる #真読書状 pic.twitter.com/qz4xmECZCO

いつもご清聴有難うございます。 4月1日ですのでそれっぽいものを書きました( ..)" 「嘘つき」 #ショートストーリー #真読書状 pic.twitter.com/dr0c9QcQpM

僕の伏線回収はいずこ？ 思わせぶりな伏線ばかり 結果はどこへお隠れか 憂うばかりじゃないけれど 混戦模様の赤い糸 収集つかない事態から 何かが起こる気がするよ 「転」がそろそろってさ #真読書状 pic.twitter.com/oZlGrtMZzN

瞬きのその奥に 小さな蕾をもって 真っ直ぐに見つめたら それは何かが始まる合図 炎天下の猛暑には困惑して 個人的な連絡などは 水面下で此方の知らぬ様に 少女が開花するさまは 秘密裏に至極真っ当に 貴方の前だけ咲きましょう #深夜の二時間作詩 開花 #真読書状 pic.twitter.com/jn4fBtSymp

瞬きする間に 変わっていく現世に 振り落とされない様に 何とかしがみついて 生きてる 道端に放置された ゴミだって 何らかの意味を持って 存在している 落ちた雫と夕暮が 綺麗だから まぁまだ生きていける 価値なんかなくても #真読書状 pic.twitter.com/MdlhzZK0sV