P298 患者は、必ずしも加害者がしたように行動したり状況に反応したりするわけではないが、自分がそうするのではないかという恐怖を慢性的に抱えている。 #複雑性PTSD　#STAIRNST

P268 トラウマによって生み出された行動を止めようとしない虐待サバイバーは多いが、それはその行動が、過去に本当にトラウマが実際に起こったことを裏付ける数少ない(もしくは唯一の)方法だからである。 つづく #STAIRNST　#複雑性PTSD　#虐待サバイバー

P265 「多くの場合、体験の意味が分かるためには、それに言葉をを付けていくとが必要です。トラウマ的出来事の最中は混乱しているので、自分の体験を言葉で表すことがなかなか出来ません。」 #STAIRNST　#複雑性PTSD

P223 患者個人が自分自身の幸せのためにアサーションを始めるには、患者が自分に基本的な個人の権利があると感じていなくてはならない。残念なことに、虐待サバイバーはその逆、つまり自分たちには個人の権利がないと教えられていることが少なくない。 #複雑性PTSD　#STAIRNST

P185：患者が気持ちを回避していると、ときにはネガティブな感情だけではなくポジティブな感情も含まれている。その結果、児童虐待サバイバーの多くは、感情の幅が非常に制限されており、「麻痺」したように感じたり、人生を楽しめないでいる。 #複雑性PTSD　#STAIRNST

P182：多くの虐待サバイバーは、苦痛に満ちた、自分ではどうすることもできない生活を送っている。さもなければ、感情を回避し、社会からひきこもり、日常の楽しいことを制限し、自分の可能性の実現をひどく制約している。そうするしかないのである。 #複雑性PTSD　#STAIRNST

P176：自分には何かを楽しんだり自分自身のケアをするような値打ちがない、と感じている患者がいることも覚えておかなくてはならない。 ～中略～ 最後に、楽しい活動に取り組もうとしている患者が「自分に嘘をついている」と報告することもある。 #複雑性PTSD　#STAIRNST

第5章：感情的、社会的リソースの構築 P50：虐待のサバイバーにとってポジティブな感情を体験することは苦痛なことがある。 P52：サバイバーの大多数は対人関係の問題を自覚して治療にやってくる。 P55：サバイバーは虐待以外の対人関係をほとんど知らない。 #虐待　#複雑性PTSD　#STAIRNST　#PTSD

第4章：治療原理 P32：日々の生活機能の様々な問題には、感情的能力と対人的能力が酷く障害されているという共通の原因があった。 P43：過去と向き合うことは難しいが、自分についての新しい感じ方ができれば、過去に圧倒されるという考えは和らげられる。 #虐待　#複雑性PTSD　#STAIRNST

第1章：児童期虐待によるトラウマより P7：暴力を受けたことで恥ずかしいとか自分が悪いと感じるので、自分を愛したり肯定したりする能力が失われる。 P8：児童期に虐待歴のある青年は、仕事でも個人の生活でも、自分の目的は叶えられないと思っていることが多い。 #虐待　#STAIRNST　#複雑性PTSD

『児童期虐待を生き延びた人々の治療　中断された人生のための精神療法』 著：クロアトル他 出版：星和書店 帯より 「虐待を受け続け、誰からも助けられずに大人になってしまった人には何をしたらよいのか？」 希望を見いだせる一冊✨ 少しずつ読みたい(*^^*) #STAIRNST　#複雑性PTSD　#PTSD　#虐待 pic.twitter.com/3w39k20IPa