山崎闇斎の「敬説」と「主宰的な心」の言語は日本的<内部>形成の言説である。

水戸学は徳川の官僚主義的イデオロギーの正統のなかから発達してきた。 その中心には山崎闇斎の思想を想わせる二元論が存在していた。 『明治維新の遺産』テツオ・ナジタ／坂野潤治訳

返信先:@taka_takeoffほうほう、山崎闇斎の撰文なんですね。 とすると江戸前期か。。 なかなかいいですね。 行ってみたいなぁ。 今度案内してくださいよ笑

22) 江戸期になり臨済録が参究されたことについて,藤原惺窩(相国寺),林羅山(建仁寺),山崎闇斎(妙心寺)と江戸期の代表的排仏論者が臨済宗の禅僧なのは,臨済録に忠実であろうとしたからではとよく思う なお高神信也『江戸初期の排仏論』では朱子学が研究されていたことが要因と jstage.jst.go.jp/article/ibk195…

スイカうめーまじで山崎闇斎

>近年明治維新は山崎闇斎らの垂加神道の影響が一番大きいとする説 >垂加神道が伊勢神道（度会神道）の影響下にあるとはいえ、朱子学の影響がある神道 kotobank.jp/word/垂加神道-82827 の日本大百科全書(ニッポニカ)の抜粋によると、"垂加神道は、国学が台頭するまで、神道界最大の勢力"

返信先:@hoyaminabe承久の乱以来、日本には天皇狂信者はめっきり少なくなり、神社信仰と一体になった。 徳川末期、山崎闇斎らが、狂信的天皇崇拝思想を出し、以後、皇国史観などの右翼に引き継がれるが、近代国家日本の主流にならなかった。

北条義時、泰時、足利高氏、徳川幕府の皇室に対する態度に反発して極度の天皇尊崇思想を作り上げたのが、山崎闇斎、浅見絅斎の靖献遺言、そして平泉澄・陸軍参謀本部員の皇国史観に続く。だが、政府レベルでは、近代国家意思決定手続きが重視され、天皇主権にはならなかった。

山崎闇斎、野中兼山を覚えるぞ！

山崎闇斎が朱子についてそんな感じのことを言っていたと思う。

返信先:@masaka007山崎闇斎, 12h互粉

『日本政治思想史研究』の項を書き終えた。そこで、丸山真男は、荻生徂徠を、日本朱子学の中心に据え、本居宣長へと接続する、逆説的な流れを説いた。山本七平は、傍流の山崎闇斎と浅見絅斎を、明治維新成立の思想と見、柄谷行人は、孤高の儒学者、伊藤仁斎を高く評価した。今後、どうなることやら。

山崎闇斎が弟子たちに「今もしシナから孔子や孟子が軍を率いて我が国へ攻めてきたら、お前たちはどうする？」と問うて彼らを困らせた、という逸話がありますね(平泉澄『物語日本史』)。闇斎は「たとえ相手が聖賢でも、あるいは切り、或いは生け捕りにするのが孔子の教えだ」と言ったそうですが、

"弟子咸〔皆〕答ふること能はず、曰く小子爲す所を知らず、願くは其説を聞かんと、曰く、不幸にして若し此厄に逢はば、吾黨身に堅〔甲〕を被り、手に鋭〔剣〕を執り、之と一戰して孔孟を擒にし、以て國恩に報ず、此れ即ち孔孟の道なりと、" —— 譯註先哲叢談 卷三　山崎闇斎

"（闇斎）甞て群弟子に問うて曰く、方今彼の邦孔子を以て大將となし、孟子を副將となし、騎數萬を率ゐ、來りて我邦を攻めば、吾黨孔孟の道を學ぶ者、之を如何せんと、" —— 譯註先哲叢談 卷三　山崎闇斎

山崎闇斎の「もし孔子・孟子が軍勢を率いて日本に攻めてきたら、天皇を守って孔孟を殺すかあるいは捕虜にしろ。これが儒教というものである」ってやつめちゃくちゃすきだけど、きちんとした出典はどこなんだろうか。

「九州のルソー」宮崎八郎は荒尾出身の時習館訓導・月田蒙斎の塾に学んで自由民権運動に身を投じ、西南戦争に没した。行動主義は陽明学の専売特許ではなく、李退渓、山崎闇斎の朱子学を受け継ぐ、究理・立志の熊本実学にも熱く流れる。 pic.twitter.com/xdEX3n6Nil

読売朝刊11P、"学問の神髄" を見る　編集委員 橋本 五郎。門弟6千人と言われた一大学派、"山崎闇斎"の崎門派。"丸山 真男"自身、"江戸儒学の中で一番嫌い"と公言。なぜ、闇斎の高弟で"二傑"と言われた"佐藤 直方"と"浅見 けい斎"は破門されたのか。あらゆる資料を駆使し、該博な知識で、その謎に迫る。

「…［保科］正之の獻言に由る『本朝通鑑』、山崎闇斎の『倭鑑』及び德川光圀の『大日本史』の編纂は略々同時代［＝明暦年間］で…三人は、國史の尊重に於て、尊王の精神に於て、思想的に、信念的に相通じ、相連鎖して關係して居るものと思はれる。」（前田恒治『會津藩に於ける山崎闇斎』昭和十年）