- すべて
- 画像・動画
並べ替え:新着順
映画『銀座化粧』(成瀬巳喜男、1951)。銀座のバー(ベラミイ。『浮雲』でも出てきたモーパッサンの同名小説に言及)の女給・田中絹代の蔵書に島崎藤村の詩集。間借り先の主人が、昔の愛人「藤村(ふじむら)」が書いたと思い込む。香川京子が朗読する藤村「初恋」。田中が暗唱する佐藤春夫訳の漢詩。 pic.twitter.com/2n7onSjkKv
#読了 『ナニカアル』桐野夏生 「放浪記」「浮雲」で有名な林芙美子が主人公。 戦時下でなければ、主人公が林芙美子でなければ、割としょうのない不倫小説。林芙美子の本に造詣があればもっと面白くよめたのかな。 pic.twitter.com/Fk76bIh1ho
『浮雲』二葉亭四迷もそのような世界に感じた。 明治19年に稿を起こした、近代文学のおこり、小説の始まりという紹介文を見かけるが、この頃には休日に課長宅まで出掛けて上司のご機嫌をとる社員(官庁勤務)が上手く生きぬき、ただ仕事をしていた者(仕事はできる方)は排除されるという
読了。南北朝時代の頃、神田明神って御茶ノ水駅辺りにあった?二葉亭四迷「浮雲」と並ひ評される言文一致体で現代の小説の文体の元祖。物語は血腥く写実的で暗い話で傍観する第三者の視線で語られる。独特のテンポは講談みたいだなと思った。 「武蔵野(山田 美妙)」aozora-bunko-viewer.vercel.app/books/42349
二葉亭四迷 『浮雲』 読了 プライドが強く非社交的な主人公・文三は免職されたことをきっかけに、苦悶の日々を過ごす。従妹に想いを寄せるが、叔母は文三を拒絶する。その中で現れる恋敵に苦悶は深まる。 様々に想いを巡らしながら進む恋愛小説。 青空文庫で読みました。 日本近代文学における言文 pic.twitter.com/S1F852O17K
…浮雲は第二編、第三編と書き進み、近代口語文体を完成するも文学に疑問を感じ浮雲中絶のまま内閣官報局員に転じた後、外大教授を経て渡満、その間ツルゲーネフらの作品を翻訳。20年ぶり小説其面影等で心理描写等実力を発揮。明治41年朝日新聞特派員でロシア赴任。翌年帰国途上肺炎悪化で死去。45歳。 pic.twitter.com/O91xGDj6rP
作家翻訳家二葉亭四迷の1909年の忌日。1864年江戸合羽坂尾張藩上屋敷生まれ専修大卒東京外大中退。坪内逍遙と親交、1886年評論小説総論発表。坪内の勧めで言文一致体現実主義小説浮雲第一編発表近代小説の先駆をなす。筆名は坪内の名を借り出版した事に自身をくたばってしめえと罵ったことに由来。… pic.twitter.com/oFbk2BZ6WV