土地の友人は「柳川はつまらない」と繰り返し言った。しかし、そう言われれば言われるほど、福永武彦、大林宣彦、北原白秋、『廃市』の郷への憧憬は愈々膨らみ、私は友と別れ、一人ここで船出の刻を待っているのであった。 pic.twitter.com/iziawFNIDI

告別（講談社文芸文庫） 福永武彦 「私は此所に立ち、我が友を待っている。 最後の告別のために待っている・・・。」 お外で読書📖 #告別 #福永武彦 #読了 pic.twitter.com/m9UsGpR93a

萩原朔太郎の命日。 若き福永武彦は、室生犀星の自ずから流露する詩篇とは異なる、意志的に構築した音楽の建造物としての朔太郎詩篇に決定的な影響を受けた。 朔太郎自筆献呈「著者」は『宿命』。 pic.twitter.com/ejzB864iKU

暗鬱な地獄の煩悶、絶望的孤独ゆえに悪魔的業苦を幻視する、象徴的なイメージの数々は神秘的であり、骨の髄まで血肉の言葉だった。どこまでも暗黒だからこそ暗黒とは無縁であるような純然な光明をも描き出す、清濁内臓する魂の不可思議を克明に抉る、魔性の美しい詩集だった。 #ボードレール #福永武彦 pic.twitter.com/br8scUMcoS

草の花 福永武彦 あぁ、何という美しい物語。汐見の孤独、苦悩、私が忘れてしまったようなもの。人といても孤独を感じたあの頃、誰とも分かりあえないと孤独の底にいた時のような気持ちを思い出す。生と死について考え抜いた作者の魂の静かな叫びのようだった。 pic.twitter.com/stBUb6VMmN

『福永武彦詩集』（麥書房　６００部本）１９６６年５月１０日刊 刊行より５８年、本の平と扉にただ「詩集」とのみ印されているこれらの詩篇は、福永文学のたしかな原姿を示す。 極少数の読者に読み継がれていくだろう。 画像：１番本、何カ所か自筆の手入れがある。 pic.twitter.com/1rx0sCG2oA

【新入荷情報】 「塔」 福永武彦　真善美社　昭23 初版　著者自装　表題作ほか「雨」「めたもるふおぉず」「ノオト」収録　第1小説集　表紙少シミ　背・綴補修　本文ヤケシミ　再版異装カバー傷ミ少欠損　カバー裏テープ補修有 pic.twitter.com/VbmbfvKtbW

ポール・ゴーギャンの命日。 ・「ゴーギャンの世界」河盛好蔵宛献呈署名と３０部限定の「後記」識語。 ・校正刷（初稿）。 福永武彦は「ゴーギャンの謎」を生涯に渡って追究した。 pic.twitter.com/qKU8LYtmY9

ゆりかごは古代の海のきららかな波間に沈み あたたかい光のまくら　ほのかな時を夢みても 金の羽の小鳥たち早く早く飛び去つて ただひとり花蔭に思ひ出の児は眠り 見も知らぬひとを恋ひ　知らない日々を嘆かへば 過ぎて行く時ばかりは　ああ　昨日も今日も 福永武彦「一の歌」より pic.twitter.com/S4CzFCJefS

【新入荷情報】 「世界の終り」 福永武彦　人文書院　昭34 初版　装幀･駒井哲郎　読者カード付　表紙少汚レ　カバー･函少スレ（タイトル下） pic.twitter.com/kgbpXbDh64

【新入荷情報】 「冥府」 福永武彦　講談社　昭29 初版　著者自装　三方ヤケシミ　カバー背ヤケ・帯背ヤケ pic.twitter.com/PxYeX2hfHr

【速報】 本棚の3割ほどが福永せんせ(福永武彦)で埋まりました☘️🕊𓈒𓏸 pic.twitter.com/8IhJlvZ0ac

中島敦の誕生日。 ＞中島敦は日に新しい。 （中略）彼の中にあった混沌として底知れぬ自我の不安を、彼がその生涯に三種類の別々の方法によって小説に描き出したその方法の中に、今日の小説の問題が含まれているがゆえに新しいと私は言いたい（福永武彦「中島敦、その世界の見取図」）。 pic.twitter.com/70wzNkviOY

中村真一郎、福永武彦、堀田善衛 『発光妖精とモスラ』 映画『モスラ』の原作。積読整理してたらこんなのも。堀田善衛の名前だけで買った記憶が。小説部分だけ。 妖精は原作では4人なんだよな。堀田善衛の案で学生運動絡ませようとしたり、福永武彦は恋愛要素を。 怪獣映画ってワクワクするよな。 pic.twitter.com/IKiIQ5xEsS

本日も快晴、気持ち良く、私は夏が好きだと小さく叫ぶ。福永武彦「病中日録」を読んでいると、お客さん、お探しの花田清輝は無かったけど、善行トート、タイプ1をお買い上げ。善行堂、ウィントン・ケリーとウエス・モンゴメリーを聴きながら、ご来店お待ちしています。 pic.twitter.com/Wg5GUWESEi

昨日５月２日は矢内原伊作の誕生日。 「文學５１」に「小説風土」を連載する際の編輯担当者として、福永武彦と種々意見を交し協力している。 その際の福永から矢内原宛葉書が手許に１０数枚あるのだが、他にも封書を所蔵している機関や個人がある筈で、すべて翻刻公開されることが望ましい。 pic.twitter.com/qi2wERBZJ8

北杜夫の誕生日。 福永武彦『海市』北宛毛筆献呈署名箋 書き込み等は無いが、しっかりと読んだことがわかる。 ３０年ほど前、田村書店で購入した時から署名箋は貼り付けられていた。 #署名本 pic.twitter.com/wd34MbG49x

福永武彦詩集（岩波書店） 海の旅 海は輪廻の風景を休みな繰りかへし 風は僕の孤独の力づよい神秘をつたへる。 #福永武彦 #詩 #詩人 pic.twitter.com/JDoxcCa4o0

#読了 海市 / 福永武彦 春に読みたかった本 溜め息でちゃうね 福永さんの本は「愛の試み」「草の花」に続いて3冊目。次はどの福永作品を読もうかな〜☺️ pic.twitter.com/V1fXmg3S8I

中村真一郎訳詩集 古韻余響 ふらんす堂（819/1000） 色後庵漫筆 中村真一郎 白楽 Shinichiro Nakamura 文學51 創刊號 日本社 福永武彦、中村真一郎 加藤周一、原條あき子 ほか − 風土 − …僕がこのロマンを書き始めたのは、君も知ってゐるやうに戦争中だった・・ Takehiko Fukunaga pic.twitter.com/zQ9Ii6RnA6

その後、池澤夏樹さんのお話を。 大岡昇平、お父様・福永武彦、お母様・原條あき子、丸谷才一、吉田健一の話など。特に文学全集のお話が面白かった。「世界文学全集作ったら最後の巻が出た時に震災がきて、日本文学は読んでないからと断ってたけど、そこから色々あって作らなきゃと思い直した」と。 pic.twitter.com/L4i6XN2UQi

図書館で町田康さんが訳された宇治拾遺物語を読了。福永武彦さんの端正な今昔物語と違いとにかく現代風。生き生きとした関西弁が躍動する。若い人を惹きつけ説話として現代に生きる文学として評価できる。ただ古典として町田さん訳で再読したいか、と言えば… #町田康 pic.twitter.com/LVGjhbHqTs

神保町シアター「山田太一と木下惠介」で、大林宣彦監督『異人たちとの夏』（1988・松竹・35㎜）観る。山田太一原作、市川森一脚色。風間杜夫の部屋の本棚にはルネ・クレールやベルイマンが並び、テレビでは『カルメン故郷に帰る』が流れ、病院のベッドサイドには福永武彦『草の花』が置かれていた。 pic.twitter.com/gWOYiNVZRp

続き 納得してもらえると思うよ。 僕は君のお陰で好き放題の人生が送れたよ。 と、女房冥利に尽きるなと(福永貞子) 共同討議◇福永武彦の作品を読む 風土、草の花、忘却の河、死の島、短編など 司会 菅野昭正 首藤基澄、柘植光彦、中島国彦 福永さんは、方法意識の精密な作家。 他、編年体評伝付 pic.twitter.com/vStvMCNUG6

#今日の國文學 昭和55年7月号 『福永武彦へのオマージュ』 座談会□死と信仰｜加賀乙彦/福永貞子/ 源高根 僕は作品で勝負。作品の中にいろいろ書き込んであるから、いろんなことが起こったときにそれを繰り返し読めば pic.twitter.com/YEDyCORAh4

#読了　#文豪が描くBL小説10選 透明感のある文章が素敵です。 同性と異性の両方を愛した男。彼が追い求めた「魂の愛」が切なく心に残る。 言葉では言い表せない人間の複雑な心情が儚く描かれていて、詩人らしい幻想的な雰囲気の作品世界が美しい。 やっぱり純文学は良いですね。 #草の花　福永武彦 pic.twitter.com/fZ5SbC7Ix2

『草の花』刊行から７０年経った。 自らの切実な体験を記した作品が、これほど多くの愛読者に恵まれようとは、著者にも意想外の悦びだろう。 言葉ソノモノの力によって生き続ける作品は文学の王道に違いない。 同時に、初刊本からは言葉が五感を通して生々しく迫って来る体験を得られる。 #福永武彦 pic.twitter.com/FqPxYFUMEM

福永武彦『草の花』#読了 文章の美しさは言うに及ばず、非常にロマンティックな物語。夢しか見ない男の愛をどう捉えるか。… pic.twitter.com/w7qUhFXuKC

福永武彦『草の花』#読了… pic.twitter.com/myKu6rT5hD

４月１８日、島尾敏雄誕生日。 福永武彦とは独立に、島尾には多大な関心を保持し続けている。 この４年で３回奄美（と加計呂麻）には脚を運んでいる。今年はどうするか。 pic.twitter.com/VKe7VoiOZn

福永武彦 訳『現代語訳　古事記』（河出文庫） 解説　山本健吉 pic.twitter.com/Pt48TqSm3g

乗り越えられない熱気と度を越えてしまう冷気の交わることのできない恋愛における男女の相。まだ半身浴の読後感。実のところ足湯程度かもしれない。あと何度読めば全身浴できるだろう。草の花に負けないくらい私の大切な本となった。 #福永武彦 #海市｜ note.com/miikotree_0308… pic.twitter.com/tsxVGoT5pR

川端康成命日。 ＞こわいと思ったことはないんです。（中略）何かとってもあたたかい人だという印象がありましたよ。（福永武彦　鼎談で） ＞ノーベル賞なんか貰うよりは一つの長篇を完成させる方が、川端さんのためにどれほどよかったかしれない。（福永「末世の人」） 画像『意中の文士たち上』より pic.twitter.com/aeTyEJ0Ops

ヘンリー・ジェイムズ誕生日。 その作品は、私にとっては福永武彦と中村真一郎作品理解の素材であり、『小説家ヘンリー・ジェイムズ』の枠を出るものではない。 ただ、伝記や書簡集なども愉しみ、可能なら自筆物を手にすることで、一層作品を身近に感じられるのだ。 画像はH.ジェイムズ自筆書簡。 pic.twitter.com/Gh3wrQ4DSm

「夜の寂しい顔」、見事な象徴主義小説。 福永武彦作品の特色を検討する上でも、他作品との関連を検討する上でも格好の小説ですから、ゆっくりと一文一文を味わってください。 全文を朗読してみることもお薦めします。 #福永塾 pic.twitter.com/6ks16hC9Zx

ボードレール詩集（白凰社） パリの憂鬱（岩波文庫） ボードレール 作 福永武彦 訳 桜舞い散るなか、ボードレールを。 #お外で読書 pic.twitter.com/bOIb5AZozV

以前読んだ｢草の花｣は、これしかないっていう文章の連続みたいだった。福永武彦が語る愛についてのエッセイと挿話。たぶん、孤独についての深い思索も語られてるんじゃないかな。 #福永武彦　#愛の試み　#読書 pic.twitter.com/qBNGr7Hnra

ただでさえスペックが高い池澤春菜を 倍速にカスタマイズしたら手に負えないだろ ・祖父：福永武彦 父：池澤夏樹 ・言語：日・英・仏・西・希・泰 ・第20代日本SF作家クラブ会長 ・第52回星雲賞日本短編部門受賞 ・MAC用VOCALOID制作 ・大半のゲームハード所有 ・マスターグレードサザビー購入 pic.twitter.com/qUTBdcO8l6

①『まんがで読む　古事記』 久松文雄 古事記のイメージが良くわかります😀 子供の頃👦学校の図書館にあったらな🎵 と思います😀 ②岩波 後ろの方の漢字だけの文が 原文です💦 ③福永武彦訳 岩波の読み下し文が 良くわからない🤷‍♂️ので併読 ④解説本📖で 関係図や場所の説明が無いと 理解出来ない😇 pic.twitter.com/fUyXlZj6Od