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蓮實重彦の『ボヴァリー夫人論』を読んでいる。テキストを読むことは言語の線形性への抵抗。時間と距離を介して細部が饗応しあうというのはそういうことではないか。また虚構と現実は対立しておらず虚構をも支配する現実…パロールへの抵抗
私の知るかぎり、蓮實重彦さんのヴァージニア・ウルフへの言及は、『赤の誘惑』でアウエルバッハの『ミメーシス』における『灯台へ』に関する論述をとりあげるくだり、それから、川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』への書評、そして、『ジョン・フォード論』刊行後のインタヴューにおける発言。
蓮實重彦のように映画を観るということは画面の中に写っているものを観るというような言説は正直、バカの見本である。 そういうバカが現れる前に川島雄三は『幕末太陽伝』でフランキー堺演じる居残り佐平治は撮影所を出て、現代の品川を走らせたのとさえいいたくなる。
『金曜ロードショー』が「巨匠・宮崎駿」なる宣伝を始めたのは1998年黒澤明没後だったように思う。別に死後の黒澤明(野良犬)は叩かれず笑い物にもされてもいない。ただ単に「巨匠」扱いされなくなった。黒澤明罵倒の蓮實重彦も望んだ通りにか。他方、宮崎駿はそのまま「巨匠」扱いかもしれぬ。 x.com/9juiavclooqjhz…
重ねて言うが、「水に落ちた犬を叩く」べきか否かは、犬次第。「生きてるだけで偉い」という“癒し系”の投稿に、「死んでくださーい」と返信する程度のことは、謝ればすむ問題。が、これが例えば“鮮人”云々の差別発言だった場合、その芸人はたとえ謝罪しても容赦なく断固としてキャンセルすべきである。 x.com/9juIaVcLOOQJhZ…
『監督 小津安二郎』(蓮實重彦) 食べることが食べることならざる多くのものと親しい微笑を交わしあい、たがいに排斥することなく相手を肯定しあう場面がそこにつくりあげられるのである。小津安二郎の美しさは、こうした複数の物語の共存ぶりの中にこそ認められるべきだ。
[特集] 蓮實重彦 [씨네21] [특집] 하스미 시게히코를 말하다, 일본의 영화·문학 평론가 하스미 시게히코와의 인터뷰, 출판물 안내, 젊은 영화평론가들의 대담 | m.cine21.com/news/view/?mag…
極めていびつな現象をして蓮實重彦現象、って言うんだけどね。インテリ特有の現象だよ、これはね。ほんとうに蓮實重彦に触れたいのなら、そんなインテリ関係すっ飛ばして、何度も言うけれども、「映画狂人」シリーズだけ読んでいればそれでOK。きついテクストだけどね。講演なんか行くのは完全なバカ。
鈴木清順を浴びるほど見た奴らがお互い慰め合うだけなんだよ。ただ見ただけ。マキノとかね。ただマキノを見て感傷に浸ってるだけ。「鴛鴦歌合戦」とかを最初に出してくる奴らなんてのはこの範疇だよね。蓮實重彦はそういう連中を非難しなかった。じふんに取り入る連中を受け容れたわけね。
蓮實重彦の「このわたくしが「憲法」というものを好きになれない唯一の理由は、そのテクストには、ありもしない嘘偽りが涼しい顔でありったけ書き込まれているからにほかならない。」という発言はさすが天皇をパンダと称した批評家という感想。絓秀実の1人で人民戦線をやってるという発言を思い出す。
この映画、カット的には、かなり蓮實重彦好みだと思う。 まるでサイレント映画経験者が撮ったかのようなカット・繋ぎ。 主人公のキャラが蓮實が好きなタイプとは違うから、これ見ても蓮實が傑作だと言う可能性は低いけども。
長崎市長を非難する文脈で反ユダヤ主義という言葉が濫用されるようになった現在の状況を鑑みるに、2010年の段階で"反ユダヤ主義という言葉は軽々しく口にしてはいけない"と警鐘を鳴らしていた蓮實重彦は先見の明があるな、RT pic.x.com/2qrtqj5xjl
したがって、いわゆる「九条問題」にかかわることもないこのわたくしが「憲法」というものを好きになれない唯一の理由は、そのテクストには、ありもしない嘘偽りが涼しい顔でありったけ書き込まれているからにほかならない。(蓮實重彦)
水先案内人 高崎 俊夫がセレクト 「ショットとは何か 歴史編」刊行記念 映画 ショット 歴史 #シネマヴェーラ渋谷 の『ジョン・フォード論』以来、すっかり定番化した #蓮實重彦 の著作の刊行記念特集。 #ぴあアプリ #ぴあ映画 lp.p.pia.jp/article/pilota…
蓮實重彦氏を迎えてのトークショーは正しくは4回開催されているのだが、それはいいとして、誰がオーナーなのかを初めて知った。千駄ヶ谷・ビブリオテックのときからずっと青山ブックセンターで〝とことん〟シリーズを担当されていた軽部智男さんだと思い込んでいた。#MAG2NEWS mag2.com/p/news/606628
『ナンセンスな問い』を読むと、本当に取るに足らないようなところを起点にただ楽しいだけのエッセイを書いていて、それでいて驚くような結末にたどり着いている。ああいうのをまたいくつも書きたい。蓮實重彦『監督 小津安二郎』と「目がよくなる」本との邂逅は自分でも気に入っている。
関連: 吉本隆明と蓮實重彦のちがい x.com/mekuruhonmasar…
エリート・大衆という軸で見るならば、70年代の時点で、政治的だった60年代の英雄かつ大衆支持者としての吉本隆明と、プレ・ニューアカ的な脱政治的文脈で登場したエリートの蓮實重彦は、最初からポジションが違う印象ですね。80年代には後者がニューアカに発展し、吉本の大衆支持も消費文化に合流する x.com/ichimura_kenta…
蓮實重彦さんも浅田彰さんも木全公彦さんも(笑)トークをしたことがある場所です笑 x.com/cinefildvd/sta…
番組の撮影に使わせてもらったこともある御茶ノ水のエスバス・ビブリオが閉店に。 「この店に限らない。都内から、お金儲けにはならない知と芸術文化的な生業を続ける場所が少なくなっている。私たち世代が文化を枯らして、次の世代に何を引き継げるのだろうか」 mag2.com/p/news/606628#…
『ナンセンスな問い』を読むと、本当に取るに足らないようなところを起点にただ楽しいだけのエッセイを書いていて、それでいて驚くような結末にたどり着いている。ああいうのをまたいくつも書きたい。蓮實重彦『小津安二郎』と「目がよくなる」本との邂逅は自分でも気に入っている。
座頭市(2003年) 文芸評論家、映画評論家:蓮實重彦氏いわく 「この金髪の座頭市は、まぎれもなく宇宙人である」 劇中の「市」の強さを、観ると宇宙人的な強さを感じる。 下駄タップのシーンは最高! #座頭市 #北野武 #ビートたけし #下駄タップ #映画好きと繋がりたい 座頭市の記事… pic.x.com/rrl5dslqul
蓮實重彦氏の全著書の映画題名総索引の作成を久しぶりに再開している。どこで読んだかは失念したが、山田宏一さんが映画本には索引が必須であるというようなことを書いていたけれど、講談社から出版された『映画時評』の2冊と『ショットとは何か 実践編』には索引が無いのだが『歴史編』はどうなのか?
大学一年の時蓮實重彦の映画を見るというゼミに出た。最初にアンケートがあり好きな映画を書けと言われたのでランボーと書いた。蓮實重彦がそれを読み上げていき「カサブランカなんて書いている人がいますねそういう低俗な映画を書いて欲しくないですね」と言った。たかが映画に低俗とかやはり文系は x.com/may_roma/statu…
スターチャンネルEXでジャック・ドゥミの日本未ソフト化作品『都会のひと部屋』が観られるようになってる。蓮實重彦と清水くん(マンタ・レイ・バレエ)の両者が褒めた珍しい映画でもある(内輪ネタ) amazon.co.jp/gp/video/detai…
「ナンセンスな問い」おわり。「どんどん目が良くなるマジカル・アイ」と蓮實重彦の小津映画論がオーバーラップする「本屋に行く すすめられた本」というエッセイは、無関係そうなものがふと重なり意味を持ちはじめる友田とんさんらしい文章で好き。「「百年の孤独」を代わりに読む」もそうだった。