『ファウスト』(F・W・ムルナウ監督)　話には聞いていたが特に前半の映像表現が素晴らしく、後の映画アニメにも多大な影響を与えたのも頷ける。町を覆う巨大な悪魔の翼、甲冑姿の大天使、悪魔を召喚する時に生じる火の輪、空飛ぶ魔物の大群、どれも見たことのある画ばかりである。#シネマヴェーラ渋谷

『笑ふ男』(パウル・レニ監督)　『殴られる彼奴』同様、虐げられどん底まで堕ちた男の屈折した心理が悲しい。それでもこちらはサーカス仲間から認められているだけマシだが。盲目の恋人に、主人公がいなくなったことを悟られまいと、仲間が観客を装って騒ぎ出すシーンが泣ける。#シネマヴェーラ渋谷

#シネマヴェーラ渋谷 で ムルナウの #都会の女 （1930）。田舎出の純朴な青年が都会でウェイトレスと恋に落ち、田舎の農場に連れて帰るが…という話。ヒロインの生活感ある描写は時代を考えると新鮮だし、二人が農場に着いたときの長い移動撮影を含む幸福感に満ちたショットは本当に素晴らしい。

ブログ記事を更新しました。 #大井武蔵野館　#まらそん侍　#森一生　#勝新太郎　#嵯峨三智子　#トニー谷　#大泉滉　#マラソン　#シネマヴェーラ渋谷 若き日の勝新太郎が初々しい「まらそん侍」を観て ⇒ ameblo.jp/punkflod/entry… #アメブロ @ameba_officialより

注文しておいた大井武蔵野館Tシャツが届きました。嬉しい。 全てワタクシ用です。嬉しい。 #伝説のカルト映画館 #大井武蔵野館の6392日 #太田和彦 #立東舎 #シネマヴェーラ渋谷 pic.twitter.com/a08BLEERqu

都内のほぼ同時期の映画特集だが、両方ともいい写真。 #シネマヴェーラ渋谷 #国立映画アーカイブ pic.twitter.com/bavDiBVwKZ

『喜劇　頑張れ！日本男児』　フィルムの状態は良いとは言えない。後世に残すべき映画だと思うのでニュープリントにするなりデジタルリマスターするべき。 #シネマヴェーラ渋谷

『喜劇　頑張れ！日本男児』(石田勝心監督)　戦中派の、アメリカに対するアンビバレンツな心情をこれほどストレートに描いた映画もあんまりないのでは。「戦争で両親を亡くしたが、アメリカ人に会うとついサービスしたくなってしまう」というセリフに胸が痛む。#シネマヴェーラ渋谷

『まらそん侍』(森一生監督)　海保(勝新)と秋葉(夏目俊二)は家老の娘(瑳峨三智子)に同時に一目惚れしてしまい、遠足(とおあし：安中藩で実際に行われていた)で決着をつけようとする。お互いいがみ合うこともなく正々堂々と戦う所が気持ちいい。ジョン・フォードの映画っぽい。#シネマヴェーラ渋谷

#渋谷の大井武蔵野館で観た映画 『ヘアピン・サーカス』（1972） 原作　五木寛之 監督　西村潔 主演　見崎清志 当時現役レーサーの見崎さんが主役、9割近くが車シーンの作品。見崎さんど迫力ノースタントと虚無感漂う作風に合う無表情。当作品が大井武蔵野館最後の上映作品。 #シネマヴェーラ渋谷 pic.twitter.com/UgkClY93X9

『ヘアピン・サーカス』(西村潔監督)　アメリカ映画にまったく引けを取らない公道カーチェイスの凄まじさに唖然！主役の見崎清志は実際にレーサーだったそうだが、相手の江夏夕子は普通(？)の女優だよな…実際に運転しているようだが。どういう撮影現場だったのか興味深い。#シネマヴェーラ渋谷