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明け方、歓楽街でバイトを始めた彼女が帰ってきた。絨毯にはウイスキーと煙草の灰、猫の毛が交じり合っている。彼女が眠ったのを見届けたあと僕は始発に乗った。小田急線の窓から朝日が射し込む。未来も、仕事も、お金も、何もなかった。何者かになれると思っていた。始発のはずだったんだ #twnovel

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秋助@140字小説置き場@akisuke140

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No.307 名前のない街 (2020/03/15) #ショートショート #140字小説 #マイクロノベル #Twitter小説 #小説が読めるハッシュタグ いいね、RT、感想を頂ける場合は作品の方にお願いします🐢

秋助@140字小説置き場@akisuke140

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