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\☀️#今朝の一冊!📖/ あなたと私は違う。だから、一緒にいよう——。 『#ふがいない僕は空を見た』『#夜に星を放つ』の著者が、 今を生きる人々に贈る感動作。 #窪美澄 #給水塔から見た虹は #新刊 #本の紹介 #朝活 ▼buff.ly/eMRN4uC pic.x.com/lXBo64SovE
肯定は、「いま」の賛美とは違う。 たとえ「いま」がどうしようもないものでも、 「いつか、きっと」を信じることができるなら、 人生や世界は、 そしてどうしようもないはずの「いま」もまた、 肯定される。 ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p317、9行目】
性にまつわるもろもろを、窪美澄さんは〈やっかいなもの〉〈オプション〉という言い方で描く。 それはすなわち、自分でも持て余してしまう「過剰」ということである。 ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p312、14行目】
(前葉より) 「ただ」の愚かしさと愛おしさとを作者は等分に見つめまるごと肯定する。 その覚悟に満ちたまなざしの深さと強さに、それこそ、ただただ圧倒されたのである。 ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p310、8行目】
彼と私と、そこに生まれてきた卓巳と、どう生きたいかを考えもせず、探りもせず、耳馴染みのいい世間の良識を、焼き印のように彼に押しつけたのだ。 ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p256、15行目】
「おれは、本当にとんでもないやつだから、それ以外のところでは、とんでもなくいいやつにならないとだめなんだ」 聞こえないくらいの小さな声だった。 風がもう少し強く吹いてたら、多分ぼくには聞こえなかった。 ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p244、2行目】
(前葉より) 今、目の前にある線路から外れずにそのまま走っていけば、途方にくれて道路に突っ伏す大人になる可能性は限りなく高いということに。 ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p186、10行目】
「性欲というやっかいな小さなたまごは、あたしのなかですでに孵化していて、それがたまごっちみたいに成長していくことを、あたしはそのときまだぜんぜんわかっていなかった。 ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p146、5行目】
「線を引くのは難しいよ。性欲とか、恋愛の境目をきちんと分けるのは。別に分ける必要もないんだから、なんて割り切って思えるようになればいいんだけど」・・・(略) ▼#ふがいない僕は空を見た #窪美澄 【p144、12行目】