和歌クイズ　解答1564 ひさかたの雲居の雁のゆきかひを（たのむ）中ともなりにけるかな 「頼む」と「田の面」の掛詞。「たのむの雁」は定型句。「ひさかたの…ゆきかひを」は序詞。 #和歌　#クイズ　#木下幸文　#掛詞　#序詞

和歌クイズ　解答1555 かくばかりなぞや心はみだるらむ野辺のかるかや（かりそめ）の世に 「かりそめの」は「一時的な、はかない」の意で、「刈り」を掛けている。「野辺のかるかや」は序詞的表現で「みだる」は縁語。 #和歌　#クイズ　#香川景樹　#掛詞　#序詞

和歌クイズ　解答1535 東路のさやの中山（さやか）にも見ぬ人いかで恋しかるらむ 「東路のさやの中山」は「さやかに」を導く序詞。「東路のさやの中山なかなかに…」［古今集・紀友則］をふまえ、一ひねりした。 #和歌　#クイズ　#香川景樹　#序詞

和歌クイズ　解答1531 なけやなけしづのをだまき（くり返し）永き日あかぬうぐひすの声 「しづのをだまき」は序詞。「いにしへのしづのをだまき繰り返し昔を今になすよしもがな」［伊勢物語］をふまえる。 #和歌　#クイズ　#荷田春満　#序詞　#本歌取り

和歌クイズ　解答1522 隔ててもあくる光は花すゝき（ほのぼの）見ゆる野べの朝霧 「花すすき」は「ほ（穂）」を導く枕詞／序詞。 #和歌　#クイズ　#本居宣長　#序詞

駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人にあはぬなりけり　　　　　　在原業平 （駿河にある宇津の山辺の「うつ」という名のように、現実にも夢にもあなたに会わないことだなぁ。） 「駿河なる宇津の山べの」が「うつつ」を導く序詞。 #序詞 #なにそれ #枕詞 #東下り #伊勢物語 #高校 #考査 #和歌

序詞とは、ある語を飾るために、その語の前に置かれる七音以上の修飾語のこと。口語訳を行わない枕詞とは異なり、歌が詠まれた場面の理解を促すため口語訳を行う。 またこの歌は、「うつつ」が「うつ（宇津）」と「うつつ（現）」の掛詞にもなっている。 #和歌 #考査 #枕詞 #東下り #伊勢物語 #序詞

和歌クイズ　解答1513 潮みてば入江のあしまくゞりつゝ隠るゝ蟹の（あな）う世の中 「あな」（感動詞）と「穴」の掛詞。「あなう」は「ああ、つらい」の意。 #和歌　#クイズ　#木下幸文　#掛詞　#序詞