美術品や着物などを保管する桐箱。国産材の中でも1、2を争う軽さ、杉の約3分の2の強度、耐摩耗性が特徴で調湿効果も持ちます。中でもタンニンなどの成分が防腐防虫作用を発揮。反りや狂いの少なさも、食品や衣類を守る素材として愛用された理由です。 japanesecrafts.com/products/ms-kf… #日本工芸 #国産桐

英語で文様はpattern。ラテン語で父を意味するpaterが語源と言われ、手本にすべきという意味もあったとか。手本として繰り返すことで文様ができるということでしょうか。日本の伝統文様も繰り返すものが多く永遠性や繁栄の意味も込められています。 japanesecrafts.com/products/ay-kh… #日本工芸 #波佐見焼

山形鋳物が多く作られているのは「銅町」と呼ばれる地域。最上義光が町割りの見直しを行った際、鋳物師を集めたと言われます。彼らはもともと従軍し武具を手掛けていたため、薄手で繊細、軽量で正確な形状の製品が多く作られました。 japanesecrafts.com/products/yg-ck… #日本工芸 #山形鋳物

肥前吉田焼は有田焼とほぼ同時期に生まれ、独自に発展した焼物。生活雑器を中心に作ってきましたが、中でも茶器が人気です。それは近隣で嬉野茶が作られているから。呉須の藍色と白磁が際立つ懐かしい雰囲気も広い世代に受けいれられています。 japanesecrafts.com/products/ms-sg… #日本工芸 #肥前吉田焼

江戸切子は、初め透明なガラスにカットを刻んでいました。色ガラスを用いるようになったのは明治時代頃。薩摩切子を推進していた薩摩藩主島津斉彬がなくなり、西南戦争で工場を失ったために江戸に移転したガラス職人の影響と言われています。 japanesecrafts.com/products/ek-yd… #日本工芸 #江戸切子

福岡県八女市では地元で作られていた和紙を活用した作られる伝統工芸が提灯。その生産量は世界でもトップクラスです。らせん状に巻いた竹ひごに和紙を貼るのは至難の業。だからこそ紙の向こうの柔らかい光に心いやされるのかもしれません。 japanesecrafts.com/products/sr-yc… #日本工芸 #八女提灯

緑茶に新茶があるように抹茶にも新茶の時期があります。それが11月。初夏に摘んだ茶葉を蒸して乾燥させた碾茶を半年熟成し石臼で挽いたのが新茶抹茶。茶道ではその年の新茶抹茶を味わう行事を口切の茶事と呼び、お茶の正月とも言われています。 japanesecrafts.com/products/bt-yk… #日本工芸 #別府竹細工

他の伝統工芸と同じく南部鉄器の歴史にはいくつもの危機があります。その1つが太平洋戦争。軍需産業が拡大し鉄瓶の製造が禁止される中、技術継承のため22人の職人だけに鉄瓶製造の許可がおり、今につながる鋳造の技を伝えたと言われています。 japanesecrafts.com/products/nt-kk… #日本工芸 #南部鉄器

お茶といえば春、新茶がおいしいイメージがあります。実は春の一番茶後もお茶は摘まれており、それぞれに異なる味わいを楽しめます。秋のお茶は深い渋みとスッキリした風味が特徴。そんなお茶をよりおいしく飲める茶器を特集しました。 japanesecrafts.com/blogs/news/aut… #日本工芸 #茶器 #秋茶

萩ガラスの原料は近隣にある萩市笠山で採れる石英玄武岩。国内ではここでしか採取できない貴重な石です。石英は結晶化すると水晶になる鉱物で、作られるガラスは光を通し熱に強いという特徴も。熱い飲み物にも耐える丈夫さは素材からも来ているのです。 japanesecrafts.com/products/ha-gi… #日本工芸 #萩ガラス

銅で作られた道具にはさまざま色がありますが、これは他の金属との合金化によるもの以外に、酢や酒を活用した薬品による腐食を活用した伝統技法も使われています。銅器に唯一無二の表情を生む鮮やかな色は「錆を鑑賞する工芸」と言われる所以です。 japanesecrafts.com/products/td-or… #日本工芸 #高岡銅器

私たちが扱っている「伝統工芸品」。その大きな特徴は「長い歴史を持ち」「高い技術を伴う」「手作業により作られた」「生活の道具」であることです。長く愛され、私たちの暮らしを支えてきた伝統工芸について、改めて見直してみました。 japanesecrafts.com/blogs/news/tra… #日本工芸 #工芸品ギフト

保温ボトルに多い二重構造ボトル。ステンレスを二重にし間に真空層を作ることで保温効果を高めます。金属を知り尽くした燕三条のボトルはこの真空層の中にアルミの層をプラス。ステンレス層の厚みを0.1㎜以下にして、さらに軽く保温効果を高くしています。 japanesecrafts.com/products/ts-su… #日本工芸 #燕三条

日本に伝わる焼物の中でも特に歴史を持つ６つの産地「六古窯」。備前焼もその一つです。釉薬を使わず仕上げる製法と素材となる土の特性により、器には細かな凹凸ができます。この凹凸がコーヒーの苦みを取り除きまろやかな味にしてくれると言われています。 japanesecrafts.com/products/bz-mi… #日本工芸 #備前焼

日本の伝統工芸が世界で愛されているのは見た目だけではありません。日本の風土の中で見出されたさまざまな自然素材の特性を活かし、より便利により長く使おうという想いが作りだしたものが、機能性の面でも認められ今も価値を作っています。 japanesecrafts.com/blogs/news/soz… #日本工芸 #工芸品ギフト

お茶は種類によってお湯の適温が異なります。玉露なら40～60度、煎茶は70～80度。これから飲みたくなるほうじ茶や番茶は90～100度。熱いお湯を使うと急須も熱くなりやすいので上に取っ手が付いた急須がおすすめ。南部鉄器の急須もその１つです。 japanesecrafts.com/products/nt-iw… #日本工芸 #南部鉄器

伝統工芸の器には受け継がれてた形があります。使いやすさなどで淘汰されてきたものですが、その過程で求められる形、より便利なものを追求した結果でもあるといえます。それは現代も同じ。職人のアイデアが鍋の季節に使いたくなるお皿を作りました。 japanesecrafts.com/products/ay-sd… #日本工芸 #有田焼

薩摩切子は島津藩主島津島津斉興によって始まった工芸。当時創設された製薬・医薬品の開発の際、薬品の保存や精錬に耐える容器として製造されました。その後芸術品として発展し、かの篤姫のために雛道具も作られたとか。当時の技術の高さが偲ばれます。 japanesecrafts.com/products/sk-sa… #日本工芸 #薩摩切子

陶器と磁器の違いは材料。陶器は粘土、磁器は石が主成分で強度や耐水性なども変わります。保温性もその一つ。陶器は保温性が高く、熱伝導率が高い磁器は熱を伝えやすいのです。そんな特徴を活かして陶器の湯呑みやカップが作られています。 japanesecrafts.com/products/ki-re… #日本工芸 #京焼

そろそろ鍋料理が欲しくなる季節。国内で土鍋を最も多く生産しているのが四日市万萬古焼です。高熱を加えても割れにくい陶土の開発に成功したことから割れない土鍋の産地として知られるように。今では炊飯用、焼物用の土鍋も美味しくなると人気です。 japanesecrafts.com/products/by-tg… #日本工芸 #萬古焼

伝統工芸には武士の内職として藩主により推奨されたことが始まりというものも少なくありません。大舘曲げわっぱもその1つ。下級武士が収入を得るために作った曲げ物は、緻密で精巧な武士らしい作りで、その技術は今も受け継がれています。 japanesecrafts.com/products/mg-rb… #日本工芸 #大館曲げわっぱ

日本工芸堂が大切にしているのは産地や職人ときちんと向き合うこと。なので取り扱う商品の産地の赴き、現地を見て話を聞いたからこそ分かる魅力をお伝えしています。今回伺ったのは高岡銅器の産地。海外とコラボした新しい動きも見えてきています。 japanesecrafts.com/blogs/news/mf-… #日本工芸 #高岡銅器

南部鉄瓶が錆びにくいのは、鉄瓶を炭火の中に入れて数十分空焼きする窯焼きで酸化被膜を作っているから。これは明治時代の盛岡の大火で焼けた蔵の中にあった鉄瓶が錆びにくいことに気付いた職人が技法として応用したと言われています。 japanesecrafts.com/products/nt-ot… #日本工芸 #南部鉄器

温度で味わいが変わるお酒。中でも日本酒は幅広い温度帯で楽しめます。一言で熱燗と言っても美味しく飲めるとされる温度帯は日向燗の約30℃、熱燗の約50度などさまざま。温度で変わる繊細な味わいを長く味わうなら断熱性の高い漆器の酒器もおすすめです。 japanesecrafts.com/products/ys-as… #日本工芸 #山中漆器

小樽のガラス製造は、漁業用の浮き玉とランプのほや作りから発展しました。ガラスの浮き球は浮力が大きく水圧に強いことから多くの漁師に愛用されました。丸く丈夫であると共に海に溶け込む色が求められ、色ガラスを作る技術も磨かれたそうです。 japanesecrafts.com/products/ok-fk… #日本工芸 #小樽ガラス

温かいお茶を入れるとき、金属や陶器の急須に比べ、お茶への味の影響が少ないのがガラス。電子レンジ対応のものなら温めなおしもできます。セラミックフィルターで旨み成分だけをしっかり抽出したを長く、おいしく頂けるのでおすすめです。 japanesecrafts.com/products/hm-ss… #日本工芸 #波佐見焼 #お茶

新米の季節。より美味しいお米を長く頂くには保存方法も重要です。ポイントは防虫効果に調湿性能と断熱性。多くの天然木がそんな効果を持っていますが中でも桐はほぼ無臭なので食品保存に最適。だから食品の保存容器として選ばれているのです。 japanesecrafts.com/products/ms-kf… #日本工芸 #桐 #新米

形で味や香りの感じ方が変わるのはグラスもカップも同じ。香りを楽しむワイン用のグラスの口がすぼまっているように、コーヒーも飲み口が狭いものが一般的です。これは香りだけでなく熱を逃がさないため。長く香り高いコーヒーを楽しめます。 japanesecrafts.com/products/ay-tr… #日本工芸 #有田焼

鉄瓶というと岩手の南部鉄器を思い浮かべますが、山形でも鉄瓶が作られています。それが山形鋳物。同じ鋳物の技を活用しながら起源も歴史背景も異なる二つの工芸品。デザインや使い勝手にも違いがあります。二つの鋳物工芸を比べてみました。 japanesecrafts.com/blogs/news/nan… #日本工芸 #南部鉄器 #山形鋳物

セラミックフィルターには目詰まりとお手入れという課題がありました。この問題の解決策の一つになったのがロータス効果。蓮の葉が水を弾く仕組みを応用したもので、表面に微細な凹凸を作ることで目詰まりを軽減。お手入れを楽にしています。 japanesecrafts.com/products/hy-ss… #日本工芸 #波佐見焼