『美の襲撃』#三島由紀夫 1961 #読了 自分の内にあるエキスを絞り尽くし、言葉にしてみせる。鎧として鋳造され、美から身を禦ぐ。収められた『心中論』の、精神の形態を永遠化したギリシャ彫像のように。#円地文子、#武田泰淳、#大岡昇平。称讃された彼らの作品を通じ、よりその感覚にふれたい。（後述 pic.twitter.com/ivB2gAGxpe

写真家・武田花　 ４月３０日、甲状腺疾患で死去、７２歳。 ＊武田泰淳・武田百合子の長女 pic.twitter.com/o0pAP0j827

焦らしたり「いいとこ知ってるよ。連れてってやろうか」と、ほのめかしたりする。「俺も撮ってくれえ」と、姿恰好のよく似た二人連れの兄ちゃんがとんでくると、彼女は「どのストリップがいいですか」とたずね、彼らの一番好きなストリップの看板をバックに撮ってあげた」 武田泰淳『少女と蛇娘』 pic.twitter.com/M5WPRCqkcd

武田泰淳長女武田花さんが、4月30日甲状腺疾患で72歳で亡くなったとのこと。日本近代文学館の武田泰淳コレクションは花さんから提供されたものと聞く。「審判」の「一青年」のような泰淳の戦場体験が彼を作家にしたという川西正明泰淳論（「武田泰淳伝」）の根拠になったメモが当初はその中にあった。 pic.twitter.com/jIHqV12pa6

埴谷雄高は武田泰淳、百合子夫妻と交流が深かった。花さんはそのお嬢さん。　 武田泰淳の埴谷評を私誌へ転載許可願書を書いたことがある。今回限りで、との返信を得た。 埴谷さん、ちゃんもそちらの住人ですって。 武田百合子への弔文に読者として涙した日が懐かしい、今朝の弔報。 ご冥福を祈ります。 pic.twitter.com/SnW0fe9Tmv

2024年5月9日付山口新聞9面 武田花さん 写真家とエッセイスト 作家🖋️武田泰淳 エッセイスト武田百合子 pic.twitter.com/hgaWlO8VKQ

『武田百合子対談集』（中公文庫）武田泰淳没後まもなく行われた深沢七郎との対話、互いの若いころの思い出を語りあう吉行淳之介との話、独り暮らしの日常を語る金井久美子・美恵子との会話、岸田今日子による『富士日記』についてのインタビューなど、生前行われた武田百合子のすべての対談を収録。 pic.twitter.com/dUmjJDtfEW

はるか昔にゴジラの小説を書いた武田泰淳さんという方がいて、 この方が書いたひかりごけ、という小説を初めて読んでみたところ… すさまじい。 事実を元にこんな小説が書けるのか。 あわてて実写映画も観てみました。 そしたら… 三國連太郎さん、ヤバい。 初めて肉を食うシーンのあの目。 pic.twitter.com/9NlbHU62ac

5月19日（日）文フリ東京38で発売開始の『G-W-G(minus)』08号、目次公開。天皇／制と短歌について内野光子氏をお招きし忌憚なく論じた座談会「「臣下」の文学」、また大岡昇平・武田泰淳・江藤淳・BL・外山恒一と涼宮ハルヒをめぐる論考5本を掲載。 #文学フリマ東京 #文学フリマ東京38 pic.twitter.com/DIaSxiRs6O

／ 【特集】大作家の映画🎥 あすから連続放送！ ＼ 📺5/2(木)夕方6時 ✍ #武田泰淳『#森と湖のまつり』 ✍ #島崎藤村『#破戒』 主演 #間宮祥太朗 ✍ #水上勉『#越後つついし親不知』 📺5/3(金)夕方6時 ✍ #夏目漱石『#それから』 ✍ #檀一雄『#火宅の人 4Kリマスター版』 toeich.jp/feature/detail… pic.twitter.com/SHRgJFf6xB

4月28日（日）のカピバラは、10-16時の営業です。 午後13-15時にテーブル席で人文書読書会をしています。 なおテキストは、三宅芳夫『ファシズムと冷戦のはざまで』（東京大学出版会）で、第７章「「鉄の殻」への問い――武田泰淳における「民族」への眼差し」を読みます。 pic.twitter.com/1O0GZXu369

#読了 目まいのする散歩/武田泰淳 「散歩」が一連のテーマとなっていて、奥さんの口述筆記によるもの。武田百合子ファンとしては『犬が星見た』の泰淳視点での文章が特に楽しく読んだ。野間文芸賞受賞の際の選評と、百合子さんの受賞の言葉も載っています。 #読書記録 #中公文庫 pic.twitter.com/bB405h6H7S

神の道化師 椎名麟三は初読。戦後派の中でも年長でインテリ臭が全くなく、鉄道労働者の泥臭さがある。戦後派の座談会で武田泰淳はそれを「何か強いものが一貫してる。おれたちはまだ椎名さんに比べれば騙され方がたりない」と評している なるほど貧困をベースにしたどうにもならなさとユーモアがある pic.twitter.com/IsaBgTOTcl

【文庫化】深沢七郎、金井久美子・美恵子、吉行淳之介、岸田今日子との対談を収録。特に深沢との対談「武田泰淳の存在」は、百合子の自由さ、彼女を前にした深沢のかわいさ、そこにいない泰淳の「暗い目つき」の存在感が際立ち、人間は面白いと思える必読の一章。『武田百合子対談集』（中公文庫） pic.twitter.com/HopREYne18

🔶4/22 #中公文庫　配信開始 『武田百合子対談集』#武田百合子 858円 🔶武田泰淳没後まもなく行われた深沢七郎との対談🔶吉行淳之介との対談、独り暮らしの日常を語る金井久美子・美恵子との対談、岸田今日子による『富士日記』についてのインタビューなど生前行われた武田百合子のすべての対談を収載 pic.twitter.com/GV7vPHii4i

4/20 高田馬場 ときわ座 劇団 #フム #健脚 を観る。ゲーテか ベケットか 或は 武田泰淳か。凄い芝居だった。 早稲田松竹 向かい 喫茶エスペラントは無かった。 何十年ぶりの地下鉄早稲田近くの喫茶オリエントも無かった。文学部キャンパス 学生会館で学生サークル #せいれん ミュージカル叫喚を観る。 pic.twitter.com/3eHo1T2JGl

カヌー犬ブックス4/21更新① 「日本の名随筆5　陶」－白洲正子編－ 近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成した全200巻におよぶ随筆アンソロジーから「陶」をテーマにした巻。大佛次郎、柳宗悦、武田泰淳、岡本太郎、青柳瑞穂、小林秀雄、青山二郎、白洲正子‥‥など →canoe-ken.com/cgi-bin/books/… pic.twitter.com/TDHRh8lXPB

🔶4/22 #中公文庫　配信予定 『武田百合子対談集』#武田百合子 858円 🔶武田泰淳没後まもなく行われた深沢七郎との対談🔶吉行淳之介との対談、独り暮らしの日常を語る金井久美子・美恵子との対談、岸田今日子による『富士日記』についてのインタビューなど生前行われた武田百合子のすべての対談を収録 pic.twitter.com/0wm4AJYyKW

#あなたが一番怖ろしかった本 武田泰淳『ひかりごけ』。悪とはなにか、罪を罰することとはなにか、赦し得ぬものを赦すこととはなにか？ぞっとするほど怖いのに明確な救いがあるのは著者が明らかに歎異抄第三条を意識しているから。 pic.twitter.com/Y21n9jSeBs

#読了 武田泰淳の晩年作。著者の気ままな歩みは九段坂からモスクワまで。過去と今が重なる記憶の散歩道を興味深く辿った。電柱に貼られた三島由紀夫の顔写真のビラや貯金とカラマーゾフ家の関係性。川端康成の死はニヒリズムの証明か、否か。遠藤周作の愛と怒りに鬼姫（妻）百合子の豪傑エピソードも。 pic.twitter.com/hnoo7N8FqW

#読了 『マルクスその可能性の中心』柄谷行人 読者は著者の文章を読むと、独特の断定調の筆致にあたかも自分がその概念を考えたかのように思い、自分が賢いんじゃないかと錯覚しがちと誰かが発言していた記憶がある。 私はそう思わず、併録の武田泰淳論と漱石論は何とか読めたが表題作は難しかった。 pic.twitter.com/VkrgVSrM6o

［蒐書日誌］武田百合子『富士日記（上）：不二小大居百花庵日記』（1977年10月、中央公論社）※作家・武田泰淳、随筆家・百合子、そして写真家・花の一家3人が富士山麓での日々。昭和39年7月4日〜昭和42年11月27日。 pic.twitter.com/0BYYKEavI3

武田泰淳「ひかりごけ」 北海道を訪れた人物の文章と、その人物が書いた戯曲というスタイルをとった作品です。「読むための戯曲」が意図されていますが、舞台や映画にもなっています。氷の洞窟に閉ざされた人たちの極限状態が描かれます。人である以上、抱えなければならない存在の重さを思います。 pic.twitter.com/UYldes5ADN

10月5日は、作家・武田泰淳の命日。 「一行の文章を書くこと、それが既にカオスに対する抵抗である。混沌は混沌のままでは、その裡に投げ出されている物体の一片をも表現できない。カオスからコスモスに到達せんとする人類の願望に、小説家は参加している」（『評論集　滅亡について』岩波書店、P218） pic.twitter.com/uSHEYflDZo

返信先:@earlybirdmeiseiこの朗読を聴いて、梅崎春生（うめざきはるお）のことをずっと“シュンセイ”と間違って読んでいたことに気づかされました。『桜島』は文芸文庫版を買って、いつか読もうと思いながら、積読のままです。 武田泰淳氏の『司馬遷—史記の世界』は後藤明生氏の“楕円ショック”のエピソードで有名ですね！ pic.twitter.com/Jn6h9nLtYt

【読了】武田泰淳、堀田善衛『対話　私はもう中国を語らない』朝日新聞社 pic.twitter.com/txtsJL133f