ポスト

目の前に落ちてきた流れ星を追って走り続けていたら、まるで見知らぬ場所に来ていた。淡い霧に包まれてしまいうすぼんやりとしか周りが見えず、そのくせすぐそこに崖があったりして油断ならない。少し寒い。小さいけれど煙突のある豪奢な家がある。私はそこに入りたいのに、扉は目の前でしまった。

メニューを開く

世原久子 | 紬@novel140tumugi

みんなのコメント

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ