セックスというのは男そのものだと思う。 うまいもへたもない。 セックスがよくないというのは、 ようするにその男が自分にとってよくない、 ということなのだ。（pp.5-6.） #井上荒野 #あちらにいる鬼 #朝日文庫、2021年、¥750+税 #本好きな人と繋がりたい #読書垢さんと繋がりたい #読書垢 pic.twitter.com/1kBwzxGSF2

#井上荒野 #照子と瑠衣 #読了 これは日本版『テルマ＆ルイーズ』なのだと気づく。あの二人も日本に産まれていたらこうなっていたのだろうか。 二人の内心や人生のあれこれをじっくり描いていく。人は死ぬその瞬間まで、否、その瞬間も「人」でどこかに行こうとするのだ。人生とは己の魂の旅路なのだ。 pic.twitter.com/DvJj6JcMJv

『錠剤F』井上荒野 本の概要にある通り、ひとは「独り」から逃れられないと改めて思った。10の物語は、グロテスクで怖く不快感満載だけど怖いもの見たさで読む手が止まらなかった。 #読了 #錠剤F #井上荒野 pic.twitter.com/PlskhkzTtv

#井上荒野 #錠剤F #読了 シニカル、という表現がしっくり来る。 短編集でそれぞれの作品は繋がっていないが、世界観は同じなのだろう。 カタルシスも特になく、人々の営みを見せつつ、時折不穏なものを差し込んでくるのは上手い思うが、面白かったかと問われるとよくわからなかった、というのが本音。 pic.twitter.com/wIyEqAaE2h

どことなくゾワっとして頭が『？』として。 私にはレベルが高かった… 思い出すと体の周りの空気がどんより重く感じる😭 #読了 #錠剤F #井上荒野 pic.twitter.com/O13S3y0hHO

#あちらにいる鬼 #井上荒野 #読了 著者の父である作家井上光晴氏と母。父の不倫相手である瀬戸内寂聴氏をモデルに何十年にも渡る三角関係の軌跡を描いた物語。 親の不倫という難題材に真正面から挑み、静かなのに説得力ある筆致で描ききっている著者の作家としての力、魂に感服… pic.twitter.com/MX0uwKRbxy

#今日届いた本 #江國香織 #井上荒野 #MEGUMI 新潮120の江國香織さんの随筆を真っ先に読んで、夜中に🕛まだ持ってなかった本たちをポチっと。 MEGUMIさんのも読むの楽しみ😊 pic.twitter.com/IFiUBWft31

📕『#よその島』 #井上荒野　#読了 老夫婦と友人(バツイチ作家)が、東京から離島に移住し同居する奇抜な設定。各々が持つ秘密の虚実の行方、認知症による過去と現在が交錯する等不穏さを感じさせる。最後に夫婦、親子、友人の真実の関係が明白になる。夫婦における愛とは何かを考えさせられた物語。 pic.twitter.com/2a0UZQcbJB

#読了『あちらにいる鬼』#井上荒野 数多いる夫の遊び相手の事は妻には全てが取るに足らない存在 しかし寂光は母であり姉であり女としての豊かさが備わっているようで気になり続けていたようだ 父である小説家井上光晴と瀬戸内寂聴、作者の母をモデルにした小説を読みながら胸の淵がチリチリとし続けた pic.twitter.com/FZIzzdydYn

#読了 #照子と瑠衣　 #井上荒野 井上荒野さんの本に描写されている料理はどれも美味しそう。 この本の冒頭はいなり寿司と牛肉のワイン煮！ そして物語は急展開。ものすごいスピードで展開し、私もページを捲る手が止められず夜更かしして一気読みでした。 70歳になっても女が自由に生きていいんだ、と pic.twitter.com/4EBTxzaO64

もう最高だった(ﾟ∀ﾟ)イヤな夫から、因習に縛られた老人マンションからの70歳女2人の逃避行。いい感じの2人の距離感や歳を感じさせない行動力がステキ。私も颯爽と車を駆って別荘地の鍵を壊して住みつきたい（笑）その為のドライバーをしっかり持参って最高。 #照子と瑠衣　#井上荒野　#祥伝社　↓ pic.twitter.com/7JmVlX78o1

井上荒野著『小説家の一日』読了。どの短編にも少しずつ毒が含まれており、毒が取り除かれないまま次の短編へと移っていくよう。日常の毒は我々が思うよりひっそりと蔓延していて、何よりも厄介なものである。 2024年42冊目。 #読書 #読了 #小説 #短編集 #文藝春秋 #井上荒野 #小説家の一日 pic.twitter.com/pf8gQC914C

#百合中毒 #井上荒野 #読了 夫婦の関係性が 「結局、本人同士しかわからない」とずっと言われ続けてきた。 それを文章で表現するとこうなるのか?と感慨深い。 どの夫婦のあり方も理解しがたい。普通と違う。 この世に普通の夫婦がいるのかって話だが。 pic.twitter.com/33lmxViLoe

特別ではない、誰もの日常を共に過ごした様だ。それほど、それぞれの物語が自然に感じられた。主人公が中心に居るのではなく、登場人物が各々の日々を、幸せを模索しながら生きている。 同年代の登場人物。ああ、私もこれで良いんなだぁ…って思えた。 #井上荒野 pic.twitter.com/SMp6adlfe3

タイトルから連想される通り、R.スコット監督の名作映画「テルマ・ルイーズ」と同様、二人の女性の友情と逃避行が描かれている。映画と違うのは、二人とも70代の高齢女性ということ。そして行き着く先は…。暗くなりそうな話なのに、どこまでも明るい二人に好感です。 #照子と瑠衣 #井上荒野　#読了 pic.twitter.com/CsjWY8QCz7

📕『#小説家の一日』#井上荒野 #読了　日記小説SNSメモ等書くことを主題にした十短編集。 不穏なベールに覆われた 物語。大人の恋愛＝不倫カップル、駄目男の無責任さと対照的に自己完結させる女性の強さが見れた。結末が大団円でなく読者が思案するが鬱念とする。密閉トイレの『窓』に救いを感じた。 pic.twitter.com/90sbTXISvE

『読了』 #ちーずと塩と豆と #角田光代 #井上荒野 #森絵都 #江國香織 ほぼ自分と同年代のそれぞれ直木賞受賞、及び様々な著名な賞を受けた女流作家による4遍の短編集、なにより風景描写が細やかで美しい、そして当然ながら登場人物の心理描写…短いけれどそれぞれの魅力が詰まった素敵な作品集でした。 pic.twitter.com/PWDNJXNBuo

本日放送👹 #廣木隆一 監督 「#あちらにいる鬼」＜R-15＞ ◆4/26(金)よる10時15分～ほか #瀬戸内寂聴、井上光晴、そしてその妻。 男女3人の特別な関係を綴った #井上荒野 の小説を映画化📽️ 男女を超えたその先の境地に迫る👥 #寺島しのぶ #豊川悦司 #広末涼子 nihon-eiga.com/program/detail… pic.twitter.com/y1yeE4gDry

いくつになってもわからない、男と女。 夫、妻、彼氏、彼女、恋人、愛人… 事情や立場はあるけど、それぞれの結びつきがイライラとハラハラで混ざり合う。 「そこに愛はあるのか？」他人が口出しすることじゃないけど。 #読了　#井上荒野　#百合中毒 pic.twitter.com/18i00T6vXN

#読了　#錠剤F #井上荒野 どれもこれも不気味な雰囲気が漂う。 嫌な気持ちになるのに面白い。 読んでいて不安になってくる、そしてその先をもうちょっと知りたいというところで終わる10の短編集。 井上荒野さん、初めて読んだ『照子と瑠衣』からの『錠剤F』は破壊力抜群でした。 pic.twitter.com/3AvFcLcJte

#あちらにいる鬼 #井上荒野 作者の父、井上光晴、瀬戸内寂聴、井上光晴の妻をモデルとした恋愛小説。二人の女性の視点から交互に描かれる。出家など寂聴さんモデルが中心のように見えるが最後は妻視点なところが鬼の棲家か。 それにしてもこの題材を書く小説家の凄まじさ。 #読書 pic.twitter.com/LNDfJvzlE5