誤り。「使用者の責めに帰すべき事由による欠勤率が特に高い者」とあるのは、「労働者の責めに帰すべき事由による欠勤率が特に高い者」です。 #火曜日の判例　#社労士試験

最高裁は、労基法39条に定める年次有給休暇権の成立要件に係る「全労働日」につき、「全労働日に係る出勤率が８割以上であるという要件は、使用者の責めに帰すべき事由による欠勤率が特に高い者をその対象から除外する趣旨で定められたものと解される」と判示した（八千代交通事件）。#火曜日の判例

誤りです。家族手当が労働者の個人的事情に基づいて支給される性格の賃金であって労働との直接の結びつきが薄いからといって、その故にストライキの場合における家族手当の削減を直ちに違法とする趣旨までを労働基準法37条は含むものではないと判示されています。 #火曜日の判例　#社労士試験

最高裁判所は、割増賃金について規定する労働基準法第37条の法意に照らし、家族手当は労働者の個人的事情に基づいて支給される性格の賃金であって労働との直接の結びつきが薄いので、ストライキ期間中といえども賃金削減の対象とすることができないと判示した（三菱重工造船所事件）。#火曜日の判例

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