古井由吉『行隠れ』を読んでるけど、本当に面白くないのに読みたくなる不思議な小説だわ。古井は人と人の間に生まれる陰鬱な感情を書くのが上手いんだよなー。

上の世代の小説家の大江健三郎さんの意志を自ら引き継ぎ、下の世代の小説家の平野啓一郎さんにバトンを渡してるように思えてくる。古井由吉さんも意識してるように見える。でも、引退する気はないよという力強い宣言と読める。

地元の図書館、開架式の本棚を全部見た感じだと春樹とか龍とか大江とか平野啓一郎とかは当たり前のようにそこそこ揃っている　古井由吉も少し　あと福島ゆかりの作家ということなのか古川日出男（郡山出身）や中村文則（福島大学卒）も割とある　ほか、なぜか保坂和志と鹿島田真希が妙に充実していた

私は、日本文学だと。いわゆる、「内向の世代」の作家までが好きでして。それ以降の作家は、あまり受け付けなくなりました。古井由吉、黒井千次、後藤明生などが好きです。

凋月はまだ先ながら。百年ぶりのシンカンセン。道中に持参する本を択ぶ。ルネ・ジラール『世の初めから隠されていること』。野村泰紀『なぜ宇宙は存在するのか』。山田稔『もういいか』。富士正晴『狸ばやし』。杉本秀太郎『西窓のあかり』。奈倉有里『文化の脱走兵』。古井由吉『木犀の日』。等々。 pic.x.com/z3mcKMiBrM

『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(豊永浩平/講談社)を読み、『古井由吉翻訳集成 ムージル・リルケ篇』(古井由吉/草思社)を読んでいることによって、文体について言及したくなってきている。手すさびの如くに綴る方法も実践した方が良いのだろう。

ヴェロニカもまたつねに知っていた、どこかしら心の片隅のほうに、一頭の獣がいるのを。 ―ロベルト・ムージル（古井由吉訳）「静かなヴェロニカの誘惑」

x.gd/Ja0wy 降るものと生るもの vww18 平出隆+秋葉直哉（聞き手） 若い読書家・秋葉直哉による平出隆の初期をめぐるインタビュー。1960年代までは北九州市を背景にした書店や映画館の体験。70年代は加納光於や長谷川郁夫、菊地信義や古井由吉との出会いに触れ、造本の主題が語られる。 pic.x.com/wSpJAkk0Vs

「結局のところ、人は出来事のようなもので、行為する人格のようなものではない、とそれだけのことなのね。」 ― ロベルト・ムージル（古井由吉訳）「静かなヴェロニカの誘惑」 岩波文庫版 p. 121 ヴェロニカ）

🐰2024年10月13日(日)#産経新聞 さんにて、#古井由吉 訳『#古井由吉翻訳集成』を文芸評論家の #富岡幸一郎 さんにご紹介いただきました！論理と音韻が共振れする日本語に移された圧倒的訳業、ぜひご一読ください！ #読書 #翻訳 sankei.com/article/202410… pic.x.com/4OQv1m5Zau

夜なんでしょう。破れ袈裟で顔を包むそうです。おまけに、鼻を押えてつくり声で発言する。そうして京への強訴の件について討議するわけですが、重立った悪僧どもが弁舌をふるうに従って、賛成であれば「もつとも　もつとも」、反対であれば「この条　謂《いわれ》なし」 (古井由吉　山躁譜）

『辻』の文章がいい。読み終えた瞬間に古井由吉の文庫本を全部ポチった。

古井由吉の文章好き

【これから出る本・書店・ファックス】 あいんしゅりっと 20世紀ドイツ文学を代表する作家であるヘルマン・ブロッホの長編小説を古井由吉が翻訳 『誘惑者　上・下』のご案内 hanmoto.com/ainf-3 pic.x.com/pdb930fSyj

古井由吉の木犀の日って短編集に入ってる「先導獣の話」っていう作品がすごく良いんだけど、誰かに貸したのか本が見当たらずしばらく読めてない 古井由吉読んだことない民はとりあえず手に入りやすくて内容のインパクトが強い「杳子」からどうですか、過去に芥川賞かなんか獲ってたはずの名作ですよ

Q,それはあなたが古井由吉好きなだけでは？ A,はい

古井由吉がノーベル文学賞獲れなかったんだから村上春樹が通るわけないみたいなアレがある

書棚を探してみたら30年近く前に書いてもらったサイン本を見つけました。ようやく本を出版できる喜びと言ったら。 #古井由吉 ヘルマン・ブロッホ著、古井由吉訳『誘惑者』（上・下）11月22日発売（しつこくてすみません） #海外文学 #ドイツ文学 pic.x.com/dBC1h9HcDv

カット部分は古井由吉『詩への小路』で知りました。古井さんはそれを口ずさんでしまうそうです。延々続く第九の旋律。 x.com/sacchiy0608/st…

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パワーズの『舞踏会へ向かう三人の農夫』と 古井由吉がまた一冊‼️『辻』を頂きました😆 三冊それぞれにお辞儀しています🙇‍♂️ pic.x.com/CgoEyQYjun

古井由吉『陽気な夜まわり』読み終わった

拙著『古井由吉論』では、所収の「「私」と「言語」の間で」と「小説・死と再生」から、古井の発言を引用しています。他の対談の内容もメモしているので、自分の中では重要視している対談集ですかね。初出の『ルプレザンタシオン』を買って確認しているところとか、我ながら真面目だ。 x.com/hohohoza/statu…

＜本日の気になる入荷＞②文庫『小説家の帰還 古井由吉対談集』古井由吉　江藤淳「病気について」。吉本隆明「漱石的時間の生命力」。平出隆「楽天」を生きる」。松浦寿輝「「私」と「言語」の間で」。養老孟司「身体を言語化すると……」。大江健三郎「小説・死と再生」を収録hohohozazaza.stores.jp/items/670e35f0…

夕方から始まった頭痛がかなりひどくなっていた。例によって視界がどうかすると周辺から狭まって、中心のほうが不自然に冴え、そのあたりの強い照明や人のやや激しい動きが目の芯にこたえた。天井のほうから、こんな時刻にピアノを調律する音が間遠に滴り落ちて耳についた。 （古井由吉　櫛の火）

★ ★新潮 1991.9 立原正秋 高井有一 瀧澤美恵子 阿部光子 山田詠美 古井由吉 尾辻克彦 山根宏 #ad amazon.co.jp/dp/B0DJYRK95C?…

その大学でも結局は民主化行動隊と称する意外に荒っぽい実力行使によって校舎の外へとづき出され、一人ずつ乗用車に押しこまれ、どこまで送りましょうかと両側に坐った男にいんぎんにたずねられ、黙りこんでいたら、大学からほどほどに離れた国電の駅前に置き去りにされた。 （古井由吉　櫛の火）

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★本日発売★ 発売日：2024年10月15日頃 タイトル：小説家の帰還　古井由吉対談集 著者：古井 由吉 出版社：講談社 #小説家の帰還古井由吉対談集 #古井由吉 hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072c.f…

📚2024年10月15日の新刊📚 小説家の帰還　古井由吉対談集 古井由吉(講談社) 価格:¥2420 #古井由吉 #講談社 hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072b.k…

小説家の帰還　古井由吉対談集 （講談社文芸文庫） 古井 由吉 小説家としての新境地に至った『楽天記』の連載中の1991年2月から4月にかけて、古井由吉は頸椎間板ヘルニアにより約50日間の入院を余儀なくされる。その経験は小説『楽天記』そのものに影… 10/15 本日発売 amzn.to/3NpRcld

古井由吉の本の中で『記憶の光景には色がない』みたいなことが書いてあった気がするが、 確かに回想シーンはモノクロで描かれがちだし、それっぽいなとは思うものの、 そういう話を聞いてから、自分の記憶を思い出す際に意識的に着色してる節がある気がして、原記憶の色の有無がなんもわからん。

【新刊情報】 古井由吉 著 『小説家の帰還　古井由吉対談集』　（講談社文芸文庫／講談社） bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0… #新刊情報 #講談社文芸文庫 #講談社

10月14日 休業ありがとうございました。 公園で微風のなか子供の頃読みはぐれてた『秘密の花園』を。 街で映画『私は憎まない』を。ガザの事を毎日目にしているが、知ってる気になってんじゃねえぞ、と自己への戒めに。 もう、さすがに５行でも古井由吉に戻らないとあかんですわ。 良い休日。 pic.x.com/0XU4rmM00n

古井由吉から誕生日プレゼント貰っちゃった‼️ pic.x.com/ZyS6uL6Z0n

関係ないんだけどなんとなく「悪く言ってはいけない雰囲気」があるけど実は超絶キモい作家としては古井由吉の名を挙げておきたい。私も何作かは普通にすげーと思いながら読んでたんでけど、ある時急に女性描写のあまりのキモさに気づいてからまともに読めなくなった。まあそれでもいまだに好きですが。

買えるうちに買っておこうとポチポチしてたら我が家に大集合した #古井由吉 これで最近買った新刊よりも安いのだから本も高くなったなぁというか、古本が簡単に入手できるのありがたいというか。 #今日買った・届いた本を紹介する pic.x.com/rxWBcQtBs2

返信先:@umayanosakana小説家の古井由吉さんが 書きたいものがなくなってから 人は本当の作家になる という趣旨の発言をしていました なんとなくわかる気もするのですが どういう意味なんだろうと考え続けています 書きたいものがあるうちは まだアマチュアだということなのか 欲から自由になれていないということなのか

とてもいいツイートだ。コガネノソラ単勝5000円で負けて帰る。古井由吉を彷彿とさせるではないか。