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#Twitter小説 #小説 #宇宙人に恋をして 美島に近づき手を差し伸べる。 「詳しい事は後で話すよ。今はとりあえず外に出よう。隊長達のことは本当に後で助けに行くからさ。信じて。それとも僕が宇宙人だから信じられない?」 「いやどんな事があっても拓哉のことを信じてるよ!」 差し伸べた木嶋の手を
#ため息は有酸素運動を繰り返す #Twitter小説 #twnovel 彼女は千代田区三番町に家のある、有名私大の附属校の制服を着た友達を思い出していた。 紺色の襟に、自分のベッカムヘアとは違う、毬栗頭。 「僕、サッカー嫌いなんだ。でも皆が喜ぶから僕はサッカーしている。」 衛生的少年の笑顔だ。
彼女は男として産まれ少年だった頃のことを思い出していた。Christian Diorの哺乳瓶を加え、身ぐるみを受けていた、赤ちゃんだった。 渋谷から電車で20分程度のその庭のある一戸建ては、行こうと思えば昭和の名優の自宅にも行けた。 でも彼女は行けなかった。 女性に転換した日から。 #Twitter小説
#Twitter小説 #twnovel 呪縛が解かれたかのように、Tは泣いた。 それからTは益々勉強に励んで、良い子で優しい顔をした。だから余計に、間抜けなやつが許せなかった。 「まじブス。生きる価値ないと思うよ」 Tはなんだって自己主張できて、その上空気が読める。強い者にはいつでも笑顔でいれた。
#Twitter小説 #twnovel そこへRがやってきて、みんなは黙って席へ着いた。 Rは悲しい顔をしながら微笑んで見せた。 「あんなことがあって、みんなつらいでしょ。中には私のせいじゃないかって悩んでる子もいるかもしれない。だけどね、それは違うのよ。生きていれば、時にこういうことも起こるの」
#Twitter小説 #twnovel 少女Tが口を開いた。Tはこの空気が許せないというように、イラ立っていた。 「別にあたしたちのせいじゃないよ」 「そうだよね……」 「ていうか、メンタル弱すぎでしょ」 「……確かに。……でも」 「あー、うざいうざい。なんであたしたちがこんな思いしなきゃいけないのよ」
No.927(通算1481作目) 秘すれば毒 #ショートショート #twnovel #マイクロノベル #Twitter小説 #小説が読めるハッシュタグ いいね、RT、感想を頂ける場合は作品の方にお願いします🐢
#Twitter小説 #小説 #宇宙人に恋をして 「宇宙人の姿になって?」 「え?」 美島はハッと両手で口をふさぐ仕草をした。 「知ってたの?僕が宇宙人だってこと」 「うん。でもそれでも拓哉の事好きなんだよ」 少し沈黙した2人。 「ありがとう。そう言ってくれたのは詠美をいれて2人目だよ」 木嶋は
#Twitter小説 #twnovel 一方クラスでは不穏な空気が漂っていた。それは、クラスメイトが死んだという純粋な悲しみや不安ではなかった。あたかも「私が殺してしまったのだ」という恐ろしさの混じった恐怖にも似た空気である。 誰もが何かを隠すように静かに下を向いていた。 「ねぇ、死んだってマジ」
#Twitter小説 #twnovel Rは、親に「とても残念です」というようなことを言った。親は少し茫として、それから微かに笑って言った。 「まぁでも、あの子、大人になってもしんどかったでしょうから」 Rは頷いて見せた。内心では、あの子は家庭環境が悪かったのだと、死んだ生徒を哀れに思った。
#Twitter小説 #twnovel それから数カ月経って、クラスのひとりが自殺した。お酒を呑んで屋上から飛び降りたという。 Rはため息をついた。子どもはなんて未熟なのだろう。亡くなった子どもの親が、荷物を取りに学校へ来た。 親は何も言わなかった。悲しんでいるのかも分からなかった。
No.295 白日 (2020/03/03) #ショートショート #140字小説 #マイクロノベル #Twitter小説 #小説が読めるハッシュタグ いいね、RT、感想を頂ける場合は作品の方にお願いします🐢
No.926(通算1480作目) 徒然銀河 #ショートショート #twnovel #マイクロノベル #Twitter小説 #小説が読めるハッシュタグ いいね、RT、感想を頂ける場合は作品の方にお願いします🐢
#Twitter小説 #小説 #宇宙人に恋をして それを見て安心した木嶋は美島の腕を引っ張り長い廊下を渡る。 しばらくすると「やっぱり隊長たちだけにしておけないよ」と立ち止まり腕を掴んでいた木嶋の手を振りほどく。 「詠美・・・。大丈夫!詠美を外に連れってたら僕がまた隊長達の所に行くよ!」
No.294 花譜 (2020/03/02) #ショートショート #140字小説 #マイクロノベル #Twitter小説 #小説が読めるハッシュタグ いいね、RT、感想を頂ける場合は作品の方にお願いします🐢
#Twitter小説 #小説 #宇宙人に恋をして 東野と西上が目を覚ます。 「た、隊長。俺達はまだ戦えます。どうか指示を!」 「お前ら・・・。よし行くぞ!木嶋研究員頼んだぞ!」 「隊長!」 「行こう詠美!杉道さん必ず戻ってきてください!」 木嶋の呼びかけに応えたのか背を向けながら手を上げた杉道。
#Twitter小説 #twnovel 『先生』 「ガイジといわれます」 ある女子の連絡ノートにそう書かれていた。ガイジとは、障がい児という意味を指すいじめ用語だ。 クラス担任のRは、子どもはなんて未熟なのだろうとため息をついた。 Rは、「イヤなことはイヤというべきです」 と書き記し、ノートを閉じた。
#Twitter小説 #twnovel 「病気じゃない。母さんが悪いんだ。ろくに飯も食わせない。だからこんなに痩せちまった」 父のやせこけた頬が悲哀を感じさせる。老いとはどうして憎しみにさえ、悲しみを滲ませるのだろう。 娘は半ば上の空で、それではあなたはどうしたいのかと、父に尋ねてみた。
#Twitter小説 #小説 #宇宙人に恋をして 「何でしょうか?杉道さん」 「美島を連れてここを脱出せよ!それが俺の頼みだ」 杉道の頼みを聞いた途端美島はまさかここで敵を食い止めるのではと察した。 「ダメです!隊長もいきましょう。いやいかなきゃダメです!」 美島が大声だしていると気を失っていた
#Twitter小説 #twnovel 近頃父はトイレが間に合わず、漏らすようになったのだと、母がこっそり娘に嘆いた。 娘は余計に心配をした。 ある日娘は躍起になって、せめて病院にかかってほしいと、泣きながら父に懇願した。 そうしてやっと話を聞く気になったのか、父がむくりと起き上がった。
#Twitter小説 #小説 #宇宙人に恋をして 「おぉ!木嶋研究員か。いいとこに来たな」 「何があったんですか?」 美島と杉道はここまで起こったことをカクカクシカジカと話す。 「じゃその純喜と名乗るその宇宙人は基地を破壊しようとしているんですね!」 「あぁその通りだ。そして君に頼みがある」
#Twitter小説 #twnovel 長男はそんな哀れな父を見て、自業自得だと嘲笑った。娘の方は同情的で、元気にとはいわずとも父にもう少し動けるようになってもらいたいと思っていた。 娘は度々父の元を訪れて、近くを散歩しようと誘ってみた。しかし父は動かなかった。次第に布団からも出なくなった。
#Twitter小説 #twnovel 現に父は、今時の元気そうな高齢者とは違った。 父は糖尿病を患っていた。それでいて何にもしないのだからスッカリ痩せて、随分と小さくなっていった。 しかも病院嫌いの出不精で、ずっと家にいて座っている。ついに足も手もガリガリになって歩くのもやっとになった。
#Twitter小説 #twnovel 『父さん』 Z家の父は、母を奴隷のように扱っていた。 小さい頃は子どもたちも父の支配下にいたが、中学の頃より長男から仕返しされるようになって、それから母に標的を絞った。 父も今年で67になる。暴力をふるってばかりもいられない歳だ。
返信先:@siteXmwいいから私のTwitter小説の続きよめ!イオンのベンチでサクッ!と5分程度でiPhoneでfromis_9とIVE聴きながら書き上げたぜ! あ、IVEウォニョンはこの顔面偏差値でスタイルおばけすぎてもはやスーパーサイヤ人。 pic.twitter.com/kZWwVs0NED