#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#伊邪那美神②#死③#死の觀念⇒からの關係:①の②を確める事により,⑥の③が,⇒[④#黄泉神(#よもつかみ:#古言)/⑤#阿夜(#嘆き:古言)]⇒④の姿を取つて,⑥の⑤は完成する.それを⑦は見た⇒⑥#伊邪那岐神⑦#宣長 pic.twitter.com/IeTflQgf1I

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑧#今⑨#道⇒からの關係:(前項⇒)【⑧はた其の⑨といひて(とは:#道と言擧して),#別(こと) #に教へを受けて,#おこなふべきわざはありなむや[とは:そんな,『#道と言擧して受け行ふべき道』#なんぞはありやしない,の意]と】.(⇒後項)⇒#宣長 pic.twitter.com/S9Je7zzqPM

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①[#直毘靈]⑩#古學⑪#上つ代の人々⑫[#世をわたらふ]⑬#安心⇒からの關係:(前項⇒)これが,⑯が⑩の上で窮めた,⑪の⑫についての⑬【とは前前項:おのもおのも祖神(おやがみ)を斎祭(いつきまつ)りつつ,ほどほどにあるべきかぎりのわざをして,といふものであつた⇒⑯#宣長 pic.twitter.com/iezqc9SZud

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ②#安心③上つ代の道④眞實⇒からの關係:(前項⇒).さう[とは:(宣長の發する)#疑ひ心は,#拭へないと]訴へられてみれば,それも尤もな事と思はれ,⑥は,さてどう説いたものか,といふ事になつたわけだ⇒⑥#宣長⑦#門人達 pic.twitter.com/9JgMQTPJ7c

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#世②#安心③#問題④#生死の安心⑤他の事⇒からの關係:(前項⇒).①をわたらふ上での②といふ③は,④に極まる,と⑬は見てゐる.⑤では兎もあれ(不納得があつても)④だけは,#納得づくで,#手に入れたい,これが,#千人萬人の思ひである.(⇒後項)⇒#宣長 pic.twitter.com/tnOGW8yLmy

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑥#神道⑦#逆説⑧#人情⇒からの關係:(前項⇒).[⑧ #まことに然るべき事』と言へるなら,⑥にあつては,そのやうな[とは:#生死の安心 だけは,#納得づくで手に入れたい,と言ふ]⑧など,#全く無視されてゐるのは(即ち:⑦は)#決定的ではないか.(⇒後項)⇒#宣長 pic.twitter.com/erZVSj6q8S

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ②#安心⑥#神道⑦#逆説⑨#返答⑩#神代⇒からの關係:(前項⇒).⑮への⑨の形を借りて,實は⑮達を #使嗾(けしかけ,を)してゐる.⑦[②なきが②]の先端まで登り詰めたら,はるかなる⑩[とは:#伊邪那岐神/#伊邪那美神の別れ]に向つて,#身を躍らせてみよ,(⇒後項)⇒#宣長⑮#門人 pic.twitter.com/0D3Q0aJp30

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ④感情⑤認識⑥#物⑦#物(#喜怒哀楽/#まごころ)⇒からの關係:(前項⇒).#欲は⑥を得んとする行動のうちに,⑨を失ふが,#情は,⑦を #觀じて,#感慨(#あはれ)を得,感慨のうちで,⑨に出會ひ,⑨の #姿を確める.⑧は,さういふ考へをしてゐた⇒⑧#宣長⑨#己れ pic.twitter.com/fDTDugNGpM

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑨[#記紀]の[#神代之巻]⑩[#源氏]⇒からの關係:(前項⇒).⑮の,言はば第二の #開眼は,⑨から,直かにもたらされたのだが,これは⑩の #熟讀によつて,⑮が #豫感してゐたところが,#明瞭になつた事だつた,と言へるのである⇒⑭#上つ代の人々⑮#宣長 pic.twitter.com/KJ6VzHB463

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①[#源氏]論②#雲隱の巻③[#玉のをぐし]④#宣長の思想⇒からの關係:(前項⇒).①には,②についての見解が,はつきりと述べられてゐた.ここでは,③から,少し詳しく引いて置く.#この大膽な,#獨特な見方には,④の #生ま生ましい動きが出てゐるからだ⇒④#宣長 pic.twitter.com/CPEmlRf05G

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#古事記傳②#神代七代③#傳へ④#二柱の神(#伊邪那岐神/#伊邪那美神)⑤#誕生の物語⑥伊邪那美神⇒からの關係:⑪は,①でも,②を,[#天地の初發(#はじめ)の時 にして,#神の状(さま)も #世のさまも,#又甚(いた)く異な]る③と見て,#格別の關心を持つた.(⇒後項へ)⇒⑪#宣長 pic.twitter.com/bYwolFCOsA

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑥#伊邪那美神⑦#死⑧#大團圓⑨#死の觀念⑩#黄泉神(#よもつかみ)の姿⇒からの關係:(前項⇒).だが,⑧とでも言ふべきものは,⑫の嘆きのうちに現れる.⑥の⑦を確める事により,⑫の⑨が,⑩を取つて,#完成するのを,⑪は #見たのである⇒⑪#宣長⑫#伊邪那岐神 pic.twitter.com/6X5Uz3oQ8b

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#道の問題②#生死の安心③#啓示④#神代七代⇒からの關係:(前項⇒).①は,詰まる所,#生きて行く上で,②が,#自づから決定(#けつじょう)して動かぬ,といふ事にならなければ,①をいかに上手に説いてみた所で,#みな空言に過ぎない,と⑭は考へてゐたが,(⇒後項へ).⇒⑭#宣長 pic.twitter.com/3oT8XzQi2s

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#道の問題②#生死の安心③#啓示④#神代七代⇒からの關係:(前項⇒).①に就いての,#はつきりした③を,④が #終るに當つて,⑭は #得たと言ふ.⇒⑭#宣長 pic.twitter.com/h4TT4Dxu2j

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑩#神代⑪#人事(#ひとのうへ)⑫#古學⑬#註解⇒からの關係:(前項⇒).⑰は⑩を以て⑪を知れり】.この⑭の,⑫の,#非常に大事な考へは,#前項の註釋[#括弧枠]の内に語られてゐる(⇒後項へ).⇒⑭#宣長⑰#我 pic.twitter.com/UlbdnGaA9i

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑩#神代⑪#人事(ひとのうへ)⑫#古學⑬#註解⇒からの關係:(前項⇒).そして,⑭は,(⑩を)[#奇(#あや)しきかも,#靈(#くす)しきかも,#妙(#たへ)なるかも,妙なるかも]と #感嘆してゐる.⑬の上で,このやうに,#心の動揺を露はにした強い言ひ方は,外にはみられない⇒⑭#宣長 pic.twitter.com/r2vbq57eQA

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑦#神々の眼⇒からの關係:(前項⇒).⑪として,素早く,その #像(かたち)[とは:#伊邪那岐神の,#死の觀念が,#黄泉神 に出現した像]を捕へたのである.其處に,⑩は,先に言つたやうに,⑫が,#その限りない弱さを,⑦に曝すのを見たわけだが,(⇒後項へ)⇒⑩#宣長⑪#古學者⑫#人々 pic.twitter.com/HIrqU0SFIK

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ④#伊邪那美神(#いざなみのかみ)⑤#神代⑥#故事(#ふること)⑦#實事(#まことのこと)⑧#寓言(#ことよせごと)⇒からの關係:(前項⇒).#神避り坐(#逝去)した④に向ひ,ここに語られてゐる⑤の⑥は,みな⑦であつて,決して⑧ではない(⇒後項へ)⇒#宣長 pic.twitter.com/MRozUZNPQP

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#男女の大神②#最後の別れ③#伊邪那美命の嘆き⇒からの關係:(前項⇒).さて,①(#伊邪那岐神/#伊邪那美神)の,いよいよ②となる.今度は,③だが,ここで注意すべきは,嘆きを模倣するのは,⑰ではなく,⑱自身である所にある(⇒後項へ)⇒⑰#萬葉歌人⑱#宣長⑲#讀む者 pic.twitter.com/GXMk95wh1q

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ④#女神(#伊邪那美神)⑤#國⑥#男神(#伊邪那岐神)⑦#千引石(#ちびきいわ)⑧#汝國(#みましくに)⑨#顕國(#うつしぐに)⑪生死の隔たり⇒からの關係:(前項⇒).④が,⑤に還らんとする⑥に,⑦を隔てて詔ふ⑧といふ言葉を,⑱は次のやうに #註した(⇒後項へ)⇒⑱#宣長 pic.twitter.com/xgbe5wzbhf

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑬#神代⑭#風儀人情(#死/#悲/#まごころ)⑮#神代の物語⑯#無名の作家達の[#心ばへ]⇒からの關係:(前項⇒).#この時,⑱は,⑮を #創り出した,⑯を,㉑としてゐたに違いない⇒⑱#宣長㉑#わが[#心ばへ]. pic.twitter.com/JSLQ8AWzmw

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#神代②#雲隱れの巻③名のみの巻④#別れの詞⇒からの關係:(前項⇒).さういふ[とは:#あはれ を聞き入る]⑯の #鋭敏な動き,#飛躍 と呼んでいいものが,そのまま⑰の註の含みを成してゐた事を,感じ取ればいいのだ⇒⑯#宣長の情(#こころ)⑰#宣長 pic.twitter.com/YQDkjvHwYP

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#禽獣②#ことわざ(#事術)③#物④#遠い昔⑤#生死を觀ずる道⑥反省の事(わざ)⇒からの關係:(前項⇒).⑰の考へによれば,[①よりも②しげく],[③の #あはれ をしる]⑱は,④から,#ただ生きてゐる のに #甘んずる事が出來ず,⑤に踏みこんでゐた.(⇒後項へ)⇒⑰#宣長⑱#人間 pic.twitter.com/9TFLUW5u6v

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#千引き石(#ちびきいわ)②#黄泉比良坂(#よもつひらざか)③#生死⇒からの關係:(前項⇒).このやうに書いてくれば,もう④とともに言へるだらう.[①を其の②に引き塞(さ)へて,其の石(①)を中に置きて,各(あ)ひ對(む)き立(たた)す],(⇒後項へ)⇒④#宣長⑤#物語の作者達 pic.twitter.com/0c0dbgUdoD

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ①#千引き石(#ちびきいわ)②#黄泉比良坂(よもつひらざか)③#生死⇒からの關係:(前項⇒).③について語らうとして,これ(前項文の①②内容)以上直かな表現を思ひ附く事は,⑤には出來ない相談であつた,と⇒④#宣長⑤#物語の作者達 pic.twitter.com/XpYhJV54dL

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑤#死⑥#悲しむ⑦#心の動揺(#喜怒哀楽)⑧#沈黙⇒からの關係:(前項⇒).⑤を嘆き⑥⑦は,やがて,#感慨の形(#あはれ/#あや)を取つて安定(#生死の安心)するのであらう.この間[#死 #悲⇒#觸れる⇒感慨(あはれ/あや)]の一種の⑧を見守る事を,㉓は想つてゐた(⇒後項へ)⇒㉓#宣長 pic.twitter.com/aMA1EuluyD

#小林秀雄 著 #本居宣長 五十章 ⑬#學問⑰#古傳説 の内容⑱#神代 の始めの趣⑲#素材⇒からの關係:(前項⇒).だが,⑬は,いくところまで行かねばならない.といふのは,この様に⑰と考へられたもの,⑳の言ふ,⑱と素直に受取られた物も,㉑からすれば,#自由に扱へる⑲を出ないからだ.⇒⑳#宣長㉑#古傳説の作者 pic.twitter.com/dMzpOAnTV0