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🔷花や紅葉だけではない、「そこにある」美しさ。 麓をば宇治の川霧立ち込めて 雲居に見ゆる朝日山かな #藤原公実 寂しさは深山の秋の朝ぐもり 霧にしをるる真木の下露 #後鳥羽院 #新古今和歌集 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる #イマソラ x.com/hirography_321…
<長引く五月雨。少しでも止んでほしい気持ちを、時鳥に託す。> 時鳥 雲路にまどふ声すなり お止みだにせよ 五月雨の空 #源経信 #金葉和歌集 ◇おやみだにせよ:小止み(おやみ)[小休止]だけでもしてくれ #過去写真 #三千院 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/bAzF5W8VNF
<長引く五月雨。いやな部屋干し。しおたれる気持ちを、絵画のように。> 五月雨は焚く藻の煙 うちしめり しほたれ増さる 須磨の浦人 #藤原俊成 #千載和歌集 #過去写真 #上高地 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/U2ICKnUCrB
<平氏打倒に立ち上がった人物が、時鳥を読む> ひと声はさやかに鳴きて 時鳥 雲路はるかに遠ざかるなり #源頼政 #千載和歌集 ◇作者は、以仁王を奉じて平氏打倒に立ち上がった。歌人としての評価も高い。 #過去写真 #上高地 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/h2k0IDtQI3
<平安貴族に田園趣味が広がり始めた頃の歌ー五月雨による増水> 五月雨に 浅沢沼の花かつみ かつ見るままに隠れゆくかな #藤原顕仲 #千載和歌集 ◇浅沢沼:摂津国の歌枕、住吉 ◇花かつみ:花菖蒲、真菰説など #過去写真 #上高地 #平安神宮 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/nyW1ZIFSVQ
<橘の香る夢の枕> をりしもあれ 花たちばなの香るかな 昔を見つる夢の枕に #藤原公衡 #千載和歌集 #過去写真 #平安神宮 #イマソラ #橘 #時鳥 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/QFDM0LrujJ x.com/nara_tachibana…
さらずとて しばし偲ばぬ昔かは 宿しも分きて香る橘 #式子内親王 ◇さらずとて:そうではないからと言って(昔は遠くなり思い出さないといって、いや、そうではない) #過去写真 #平安神宮 #橘 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/KvsAyEVB3D
<平安貴族に田園趣味が広がり始めた初期の頃の歌ー五月雨による増水> 五月雨に水増さるらし 沢田川 まきの継ぎ橋浮きぬばかりに #藤原顕仲 #金葉和歌集 #過去写真 #上高地 #五月雨 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/DGt7g6sJsF
この和歌を思い出したー なごの海の霞の間より眺むれば 入る陽をあらふ沖つ白波 #藤原実定 #新古今和歌集 ◇なごの海:摂津の国の歌枕。越中、丹後とも。 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる x.com/shun_chan20/st…
<長引く五月雨を、軒の雫の音で詠む> つれづれと音絶えせぬは 五月雨の軒のあやめの雫なりけり #橘俊綱 #後拾遺和歌集 ◇あやめ:現代の「しょうぶ(菖蒲)」を指す(下記写真)。端午の節句で、軒に葺いた。 #五月雨 #菖蒲 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる x.com/jyoukouin/stat…
<晴れ間の見えない五月雨を詠む> 五月雨は 美豆(みづ)の御牧の 真菰草 刈り干すひまもあらじとぞ思ふ #相模 #後拾遺和歌集 ◇美豆(みづ)の御牧:山城国の歌枕。京都府久世郡から伏見区淀美豆町にあった皇室の牧場 #過去写真 #法金剛院 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/orKaWUsFYB
<花や紅葉だけではない。式子内親王が見出した五月雨の宵。> 春秋の色のほかなるあはれかな 蛍ほのめく五月雨の宵 #式子内親王 #和歌 #大和言葉 #蛍 #五月雨 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる x.com/hirography_321…
<吉野の春。雲は桜か、花は白雪か。> 誰も見よ 吉野の山の峰つづき 雲ぞ桜よ 花ぞ白雪 #式子内親王 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる #桜 #雲 #雪 #吉野 pic.x.com/cVQd81EVRi
<朧月夜の桜。生きている限り、忘れることはない。> この世には忘れぬ春の面影よ 朧月夜の 花の光に #式子内親王 #和歌 #大和言葉 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる #桜 #朧月夜 #月 x.com/rotsurechiha/s…
<新緑を詠う> おしなべてこずゑ青葉になりぬれば 松の緑もわかれざりけり #白河院 #金葉和歌集 ◇わかれざりけり:(常緑樹である松の緑と)区別がつかない(それほど新緑が鮮やかだという)感慨 #和歌 #大和言葉 #初夏 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる #イマソラ x.com/rotsurechiha/s…
<うたた寝の中、涼しげな川の音を聞く> 小夜更けて 岩もる水の音きけば 涼しくなりぬうたた寝の床 #式子内親王 #和歌 #大和言葉 #新緑 #清流 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる #イマソラ x.com/rotsurechiha/s…
<夏、山かげの清水。ここには、秋が住んでいるのだろうか。> 辺りまで夏ぞ忘るる 山蔭の清水や 秋のすみかなるらん #式子内親王 #和歌 #大和言葉 #貴船 #新緑 #清流 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる #イマソラ x.com/rotsurechiha/s…
<語り継がれた橘。式子内親王が詠う。> さらずとて しばし偲ばぬ昔かは 宿しも分きて香る橘 #式子内親王 ◇さらずとて:そうではないからと言って(昔は遠くなり思い出さないといって、いや、そうではない) #過去写真 #平安神宮 #橘 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/IO3PyCccc7
<長引く五月雨。木造家屋の建材に水が浸み込む様子。> 五月雨は日数へにけり 東屋の萱が軒端の下 朽つるまで #藤原定道 #金葉和歌集 #過去写真 #法金剛院 #イマソラ #紫陽花 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/tvifC9h7VV
<五月雨、もの思い、時鳥> 五月雨にもの思ひをれば 時鳥 夜ふかく鳴きていづち行くらむ #紀友則 #古今和歌集 ◇『古今集』の中でも名品とされる歌 #過去写真 #法金剛院 #イマソラ #紫陽花 #時鳥 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/r7khWSl1Cs
<五月雨に降り込められる憂鬱。世の不条理を嘆くでもないのに時鳥、なぜそんなに悲しげに鳴く?> 五月雨の空もとどろに 時鳥 何を憂しとて夜(よ)ただ鳴くらむ #紀貫之 #古今和歌集 #過去写真 #三千院 #イマソラ #紫陽花 #時鳥 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/xuj433l6t0
<五月雨が続く気持ちを、時鳥に寄せて> 鳴けや鳴け 高田の山の時鳥 この五月雨に声な惜しみそ #拾遺和歌集 読み人知らず ◇高田の山:北野本・八代集抄本など「高間の山」 #過去写真 #三千院 #イマソラ #紫陽花 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/GrDe8BenIV
<雨の降る中、木の葉が生い茂る様子を詠む> 玉柏 繁りにけりな五月雨に 葉守の神の標めわぶるまで #藤原基俊 #新古今和歌集 ◇葉守の神:樹木を守る神 #過去写真 #三千院 #イマソラ #紫陽花 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/WYVLkkjUyg
<五月雨の心を詠む> 玉鉾の 道行き人の言づても 絶えて程ふる五月雨の空 #藤原定家 #新古今和歌集 ◇程ふる:「経(ふ)る」と「降る」を掛ける #過去写真 #三千院 #イマソラ #紫陽花 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/paWXrc1RfP
<長く続く五月雨。田園の農作業を思いやる。> いかばかり 田子の裳裾もそぼつらむ 雲間も見えぬ頃の五月雨 #伊勢大輔 #新古今和歌集 ◇そぼつ:濡れる #過去写真 #三千院 #イマソラ #紫陽花 #大和言葉の精髄・和歌で日本の四季を感じる pic.x.com/uHm1Yaw6vY