漢詩クイズ　解答439　続 「小人」は「徳のない人、下々の者」という意味。「小人」と「君子」の対比。 #漢詩　#クイズ　#文選　#古典常識

漢詩クイズ　解答439 （小）人　計　其　功 ▼［小人］は其の功を計り （［しょうじん］はそのこうをはかり） #漢詩　#クイズ　#文選　#古典常識

俳句クイズ　解答347 夏河を越すうれしさよ手に（草履） ▼夏河＝夏 「草履」はサンダル。文字通りの句だが、性別や年齢を想像してみるのも面白い。 #俳句　#クイズ　#蕪村　#夏の季語　#古典常識

和歌クイズ　解答1563 今朝はまず（桐）の一葉の庭の面にふみわけがたき秋ぞこもれる 「桐の一葉」は慣用句。参考「桐一葉落ちて天下の秋を知る」 #和歌　#クイズ　#木下長嘯子　#古典常識

俳句クイズ　解答338 （船頭）の耳の遠さよ桃の花 ▼桃の花＝春 のどかな春の渡し場。大声で船頭を呼ぶが、耳が遠いのか聞こえないようだ。 #俳句　#クイズ　#支考　#春の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答336 水ありや（家鴨）ののぞく萩の下　　※家鴨＝あひる ▼萩＝秋 家鴨がよちよち歩いて萩の下をのぞいているのは、水のありかを探しているのか。 #俳句　#クイズ　#闌更　#秋の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答334 （襟巻）に首引き入れて冬の月 ▼襟巻、冬の月＝冬 寒さに身をすくめ、襟巻に首をすっぽり入れて、冬の月を見る。 #俳句　#クイズ　#杉風　#冬の季語　#古典常識

和歌クイズ　解答1552 からきにも慣るれば慣れてすごす世に（たで）はむ虫を何かとがめむ 「たで食ふ虫も好き好き」をふまえる。「からし」には「つらい」の意がある。 #和歌　#クイズ　#村田春海　#古典常識

漢詩クイズ　解答430　続 「青」「紫」の対句。「紫陌」は都の大通り。「紫」は帝の色とされる。例「紫禁」。「陌」は南北に通る道、「阡」は東西に通る道。「青楼」は高貴な家、あるいは遊妓の楼。 #漢詩　#クイズ　#唐詩　#対句　#古典常識

漢詩クイズ　解答430 　香　靄　潜　来（紫）陌　風 ▼香靄は潜やかに来たる［紫陌］の風 （こうあいはひそやかにきたる［しはく］のかぜ） #漢詩　#クイズ　#唐詩　#対句　#古典常識

漢詩クイズ　解答428　続 「三五の光」は「十五夜の満月の光」という意味。「倩」を「つらつら」と読ませるのは日本独自の用法（和習）。 #漢詩　#クイズ　#日本漢詩　#古典常識

和歌クイズ　解答1545 面白く野辺に遊べる駒見れば（ほだし）はおのが心なりけり 「ほだし（絆）」は、馬の足にからませて歩けないようにする縄で、転じて「束縛」とくに「出家の妨げになるもの」の意になる。 #和歌　#クイズ　#木下幸文　#古文単語　#古典常識

漢詩クイズ　解答428 　猶　勝　中　秋　三（五）光 ▼猶ほ中秋［三五］の光に勝る （なおちゅうしゅう［さんご］のひかりにまさる） #漢詩　#クイズ　#日本漢詩　#古典常識

和歌クイズ　解答1542 ふるさとも今や（うぐひす）いたづらに人くとなきて我またすらむ 鶯は「ひとく（人来）」と鳴くとされる。「うぐひす」に「憂」を掛けている。 #和歌　#クイズ　#契沖　#古典常識

漢詩クイズ　解答426　続 「水清ければ魚棲まず」の意。　 #漢詩　#クイズ　#日本五山詩　#古典常識

和歌クイズ　解答1541 思ほえず（すだれ）動かす夕風に袖の香たどる軒の橘 簾の動きに恋人の訪れを予感する。参考「君待つと我が恋ひをれば我が宿のすだれ動かし秋の風吹く」［万葉集・額田王］ #和歌　#クイズ　#村田春海　#古典常識

漢詩クイズ　解答426 　池　為　太（清）難　種　魚 ▼池は太だ［清き］為に魚を種て難し （いけははなはだ［きよき］ためにうおをそだてがたし） #漢詩　#クイズ　#日本五山詩　#古典常識

俳句クイズ　解答320 ほととぎす待つや都の（そら）だのめ ▼ほととぎす＝夏 「空」と「空だのめ」（＝空しくあてにさせておくこと、期待外れ）との掛詞。時鳥の初音を期待して待っていたが、都の空はあてになならない。 #俳句　#クイズ　#蕪村　#夏の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答316 玉あられ（夜鷹）は月に帰るめり ▼玉あられ＝冬 「夜鷹」は夜、道ばたで客引きをする私娼。寒い日、夜鷹も仕事を終えて帰って行く。 #俳句　#クイズ　#一茶　#冬の季語　#古典常識

漢詩クイズ　解答422　続 「桂子」は桂の実。月に桂の大木があるとされる。 #漢詩　#クイズ　#唐詩選　#古典常識

漢詩クイズ　解答422 　桂　子（月）中　落 ▼桂子［月中］より落ち （けいし［げっちゅう］よりおち） #漢詩　#クイズ　#唐詩選　#古典常識

俳句クイズ　解答313 （反故）焼いて鶯待たん夕心　　※反故＝ほご ▼鶯＝春 「反故」は書き損じなど不要になった紙。反故を庭で燃やしでもしながら、鶯を待とう。 #俳句　#クイズ　#乙二　#春の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答309 （尾頭）の心もとなき海鼠かな　　※尾頭＝おかしら　海鼠＝なまこ ▼海鼠＝冬 海鼠はどこが尾でどこが頭かはっきりしない。 #俳句　#クイズ　#去来　#冬の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答305 冬近き日のあたりけり（鳶）の腹　　※鳶＝とび ▼冬近き＝秋 晩秋の空に鳶が輪を描いて飛び、その腹に日が当たっている。 #俳句　#クイズ　#白雄　#秋の季語　#古典常識

和歌クイズ　解答1524 （くちびる）の寒きのみかは秋の風聞けば骨にもとほる一言 「物言へばくちびる寒し秋の風」［芭蕉］をふまえる。 #和歌　#クイズ　#橘曙覽　#古典常識

和歌クイズ　解答1523 宵の間にいる（弓張り）の月かげは惜しめどえこそひきもとゞめね 「弓張りの月」は上弦・下弦の月。「いる」「ひき」は「弓」の縁語。 #和歌　#クイズ　#本居大平　#古典常識　#縁語

和歌クイズ　解答1521 この寝ぬる（あさぢ）が末の白露もおどろくばかり秋は来にけり 「浅茅が末」は定型句。「浅茅」は「丈の低い茅（ちがや）」で、「朝」を掛ける。 #和歌　#クイズ　#木下長嘯子　#古典常識　#掛詞

俳句クイズ　解答299 くらがりに（座頭）忘れて涼みかな ▼涼み＝夏 「座頭」は琵琶などを弾く盲人。余興に座頭を呼んでいたが、その存在を忘れてみんな涼みに出てしまった。座頭が我が身を忘れて涼んでいる、と解釈する書もある。 #俳句　#クイズ　#也有　#夏の季語　#古典常識

漢詩クイズ　解答414　続 「季秋」は晩秋という意味。秋を三つに分け、それぞれ孟秋・仲秋・季秋と言う。 #漢詩　#クイズ　#文選　#古典常識

漢詩クイズ　解答414 　季（秋）辺　朔　苦 ▼［季秋］辺朔苦しく （［きしゅう］にへんさくくるしく） #漢詩　#クイズ　#文選　#古典常識

和歌クイズ　解答1517 月かげの野べの錦を照らす夜は（機織る）虫の声もしきれり 「機織る虫」は「はたおり」だが、今の「きりぎりす」とされる。「錦」と「機織る」は縁語。 #和歌　#クイズ　#清水浜臣　#古典常識　#縁語

俳句クイズ　解答295 声かれて（猿）の歯白し峰の月 ▼月＝秋 「巴江」という前書きがある。漢詩では猿の悲しい叫び声が詠まれる。 #俳句　#クイズ　#其角　#秋の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答292 まぐさ負ふ人を（枝折り）の夏野かな　　※枝折り＝しおり ▼夏野＝夏 「枝折り」は、山道で枝を折って道しるべとしたもの。夏の野で草が生い茂り道がわからないので、遠くのまぐさを背負った人を目印としよう。 #俳句　#クイズ　#芭蕉　#夏の季語　#古典常識

和歌クイズ　解答1512 色をたゞうばひて咲ける卯の花も世に（白浪）の名こそ立ちけれ 「白浪」は「盗賊」という意味。「立ち」は「浪」の縁語。 #和歌　#クイズ　#香川景樹　#古典常識　#縁語